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2016年03月30日23:08

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ジャンボ鶴田怪物伝説(254)

82年第10回チャンピオン・カーニバル最終戦は4月16日、福岡国際センターで行われました。優勝の可能性があるのは26点のブルーザー・ブロディ、25点の馬場、鶴田、24点のテッド・デビアスの4選手。

この年も直後にグランド・チャンピオン・シリーズを控えていた為か優勝決定戦はなく、最多得点者が優勝となりました。

まずこの日予定されていたデビアスとビル・ロビンソンの注目の公式戦はロビンソンが3月31日、村上市民会館での馬場戦(両者リングアウト)で痛めた左膝の負傷が悪化し欠場し、不戦勝でデビアスは26点。

ちなみに優勝争いとは関係ないですが私が個人的に大変楽しみにしていたアレックス・スミルノフとモンゴリアン・ストンパーの公式戦もこの日行われる予定でしたがスミルノフの欠場により、ストンパーの不戦勝。

これはグランド・チャンピオン・シリーズに残留しないロビンソンとスミルノフを週給建てのギャラの都合で帰国させた可能性が大きいと思います。

鶴田は天龍との公式戦でシングル初対決。天龍はトペ・スイシーダを見せて観客を驚かせ、延髄斬り、初公開のサイドバスター等トリッキーな動きで鶴田を追い込んでいきました。

鶴田もドロップキック、ダブルアームスープレックスで反撃したものの終盤天龍に粘られて30分時間切れ引き分けで26点、天龍は24点。

メインイベントの公式戦最終試合は馬場とブロディの対戦。試合はブロディがチェーンを持ち出して馬場を攻撃、止めに入ったレフェリーのジョー樋口に暴行を加えました。

この日より特別レフェリーとして全日本に初参加となった鉄人ルー・テーズが入ってきてブロディの反則負けを宣告。10分2秒、馬場が27点を獲得して最多得点となり2年連続7度目の優勝を果たしています。

福岡大会は第10回チャンピオン・カーニバル最終戦兼グランド・チャンピオン・シリーズ開幕戦であり、この日からスタン・ハンセン、ドリーとテリーのザ・ファンクス、ハーリー・レイス、ジミー・スヌーカが参戦しています。

この日はファンクスvsハンセン、スヌーカ組というカードが実現し、試合権利のないハンセンがリングに入って来てドリーにラリアット、完全にダウンしたところにスヌーカがとどめのスーパーフライを決め、スヌーカがドリーを体固め。

翌日からは連日タイトルマッチが組まれています。

4月17日、大分県立荷揚町体育館ではドリーがデビアスを首固めに破りインターナショナル・ヘビー級王座を防衛。

4月18日、徳山市体育館では石川隆士、佐藤昭雄組が元王者チームのグレート小鹿、大熊元司組を2-1で破りアジア・タッグ王座を防衛。

メインイベントではハンセン、ブロディ、スヌーカ組という夢のトリオが実現しテリー、鶴田、デビアス組と対戦。鶴田とスヌーカが1本ずつ取り合った後両チームリングアウトとなりました。

4月19日広島県立体育館では鶴田はレイスと22分43秒、両者リングアウトでUNヘビー級王座9度目の防衛を果たしています。

4月20日、愛知県体育館ではハンセン、ブロディの超獣コンビが馬場、鶴田組のインターナショナル・タッグ王座に挑戦。

1本目はブロディがエルボードロップから鶴田を体固め、2本目は日本組の反則勝ち。3本目は両チームリングアウトとなり1-1の引き分けで馬場、鶴田組が13度目の王座防衛となりましたが内容は完敗でした。

4月21日、大阪府立体育会館ではブロディがドリーのインターナショナル・ヘビー級王座に挑戦。前年のジャイアント・シリーズから続く両者のベルトを賭けた因縁の対決は1勝1敗(共に反則)であり、この試合が決着戦。

試合はドリーがブロディを首固めに決めましたがレフェリーがダウンしてしまいフォールは成らず。

ドリーがバックドロップを放ったところ、ブロディはコーナーマットを蹴って両者同体後頭部を強打してダウン。先に立ち上がったブロディがドリーを押さえ込んで15分15秒体固め。両者のタイトル戦で初めてピンフォールで勝敗が決まり、ブロディが第13代王者となっています。

シリーズ最終戦は4月22日、東京体育館。勢いに乗る全日本は2か月スパンで東京体育館大会を連続開催、10200人(超満員)発表の観客を動員。

メインイベントは前回の再戦となる馬場vsハンセンのPWFヘビー級選手権試合。

またも決着つかず7分12秒に両者リングアウトの引き分けで馬場が12度目の防衛。前回の初戦がインパクト大だっただけにこれを上回る試合とはならず。

鶴田はレイスとUNヘビー級王座を賭けての広島の再戦を行っていますが13分6秒、両者大流血の末両者レフェリー・ストップの引き分けで鶴田が10度目の王座防衛。

長年NWA世界ヘビー級王座に君臨していた強者レイスの牙城を崩すには至りませんでした。

この日、スペシャルマッチとしてファンクスvsブロディ、スヌーカ組の前年の最強タッグ最終戦のリマッチが組まれていますが、試合はファンクスの反則勝ちに終わりました。

しかし、この試合でブロディとスヌーカが仲間割れ。スヌーカはブロディとマネージャーのバック・ロブレイの2人がかりで血ダルマにされています。

これでブロディ、スヌーカ組は解体となりハンセン、ブロディ組が日本で本格始動する訳ですが、スヌーカはこの時点でWWFと契約していて、帰国して直ぐの4月26日、ニューヨーク・MSGでボブ・バックランドのWWFヘビー級王座挑戦が決まっておりその後もレギュラー参戦することになっていましたから、WWFのスケジュールを優先させたいが為に馬場に頼んで作ったアングルだったという説がありました。

以上、今年1月から新しく読んで頂けることになった皆様に向けて「若大将編」総括をお届け致しました。

4月からは「完全無欠のエース編」をスタートさせたく思います。タイツを黒に変え、バックドロップを武器に全日本のエースへ。

インター王座奪取、鶴龍コンビ結成、AWA世界ヘビー級王者として北米サーキット、ジャパンプロレス軍団来襲等余すところなくお伝えしたいと考えております。お楽しみに!
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コメント

  • mixiユーザー

    mixiユーザー2016年03月30日 23:58
    デビアスが日本陣営だったとはふらふらハンセンと組んだばかりの時、馬場さんの評価が気になりますわーい(嬉しい顔)
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2016年03月31日 07:14
    > 皇帝陛下の代理人さん日本陣営というよりファンクファミリーでしょうね。ブロディが新日本に行った為、ハンセンのパートナーにデビアスが指名されましたがハンセンを引き立てるデビアスのことは信頼していたと思います。

mixiユーザー

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