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2015年11月14日02:28

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新日本プロレス北米選手権考察(34)

80年2月27日、蔵前国技館では猪木vsウィリー・ウイリアムスの格闘技世界一決定戦(WWF格闘技世界ヘビー級選手権試合)が行われています。

プロレスと極真空手の世紀の果たし合いは殺伐とした異常な雰囲気で行われ2Rに両者場外転落した際にウィリー側のセコンドが試合に介入。猪木は額から出血しレフェリーのユセフ・トルコは両者リングアウトを宣告。

立会人の梶原一騎の裁定で3Rより試合再開となったものの再び場外戦となり4R1分24秒猪木がリング下でウィリーに腕ひしぎ逆十字をかけたところで両者ドクターストップ、痛み分けとなりました。

2日後の2月29日、後楽園ホールからビッグ・ファイト・シリーズが開幕。

3月28日、坂口の地元である久留米市福岡県立体育館でバッドニュース・アレンがWWF北米ヘビー級王座に挑戦。

11分20秒、アトミックドロップからの体固めで2度目の王座防衛を果たしています。

4月3日、蔵前国技館で1年ぶりとなる4大タイトルマッチが開催されました。

猪木はスタン・ハンセンを12分55秒、ブレーンバスターからの体固めで破りNWFヘビー級王座を2か月ぶりに奪回。

藤波は国際プロレスの阿修羅・原を相手にWWFジュニア・ヘビー級王座防衛戦を行い12分56秒、逆片腕固め(三角絞め)でギブアップ勝ち。

坂口、長州組はアイアン・シーク、スーパー・デストロイヤー(ドン・ジャーデン)組と北米タッグ王座防衛戦。1本目は8分1秒、坂口がジャンピング・ニーアタックからSデストロイヤーを逆エビ固めでギブアップさせて先取。

2本目は3分52秒長州がIシークをバックドロップから体固め。坂口、長州組は初のストレート勝ちで7度目の防衛に成功しました。

1年ぶり凱旋帰国参戦のグラン浜田はベビー・フェイスを13分21秒、ウラカンラナで降しUWA世界ライト・ヘビー級王座を防衛しています。

4月25日、後楽園ホールで開幕した第3回MSGシリーズは新日本プロレス史上、最高の外国人レスラーを集結させています。

アンドレ・ザ・ジャイアント、ハンセン、ダスティ・ローデス、ハルク・ホーガン、ボブ・バックランドらが一同に会しました。ホーガン、バックランドは公式戦参加はありませんでしたが、このメンバーにタイガー・ジェット・シンとローラン・ボックが入れば「リアルIWGP」と言っていいメンバーが集まりました。

元NWF世界ヘビー級王者、北米ヘビー級王者のジョニー・パワーズも参加していますが予選トーナメント1回戦でストロング小林にリングアウト負けで予選落ち。途中帰国となりました。

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