祖谷(いや)のかずら橋

この三連休はコロナ騒ぎなどどこ吹く風とばかり各観光地はにぎわっていたようだ。案の定と言うか感染者が急上昇したのも当然のことかなと思うが首都圏や関西を除いてはだいたい平常と変わらぬ数字だったのではないか。やっぱりＧoＴo特に食べる方が感染のリスクが高いとは前々から指摘されている通りのようである。ついつい気分が高揚するのも無理のない事だが・・・かと言って田村厚労相がＴＶでやっていたように一口食べたらすぐシールドガードを下ろすなんてそんなアホ？みたいな真似をする人などいないだろう。楽しい食事タイムを静かにまるでお通夜みたいに食べる人もいないだろう。これは菅総理の提案だったが・・・。とにかくどこに潜んでいるかわからない敵がまわりにいる事だけはいつも注意しておいた方がよさそうである。

三連休の前の日曜日(15日)になるが徳島県祖谷のかずら橋に行った。およそ1時間４５分あまりのドライブになったが国道３２号は信号も交通量も少なく快適に走れた。11時半すぎに到着したがまぁ大混雑手前の駐車場に車を止めて200ｍばかり歩くとかずら橋が見えてきたが橋の上も数珠つなぎで大盛況だ。風もないのにゆらゆら・・・という唄が伝わるがその通りである。

今から800年ほど前に源氏との戦いに敗れた平家の落ち武者が隠れ住んで追手から逃れるためにいつでも切り落とせるようにかずらでこしらえたという伝説が残っているがいまでも急こう配の道路で昔は隠れ住むには格好の秘境だっただろう。橋ほさすがに現在は安全のために芯にワイヤーが入っている。高さはそれほどでもないが板をざっと組んでいるので隙間から川底が見えるのでそれがスリルを感じさせてくれるものだ。

橋のすぐそばには琵琶(びわ)の滝があり水量も十分でなかなかいい感じだった。帰りにドライブインで祖谷そばを食べて帰りました。ＧoＴoは適用なしです