他人が自分よりも得をしている(幸せそうである)有様を見て妬みに苦しむのは、その有様があまり意識しないようにしていた自分の抱える不幸や不満(思い通りにならなかった、欲しいのに得られない、境遇が悪いetc)を強制的に連想させ意識させ刺激・強調するからだと思う。
そんあ傷に爪を立てるような苦しみを与えた相手に復讐したい気持ちが人を「妬みによる嫌がらせ」に駆り立てることもあるのだろう。
自分が不満や不幸を抱えていなければ、現状に満足していれば、いくら他人が幸せでも妬みは成立しない。そういう意味で、たとえ地味な生活でも他人を妬まなくて済む程度には充実感を持っているって、幸せなことだ。
武蔵小杉で被災したタワマン住民を叩いている人々の中にも、タワマン住民を妬む心の片隅に、そっと隠しておきたい不満や不幸や惨めな劣等感を抱えた人がいるだろう。
彼らの人生に真の幸あれ。
■「他人の得が許せない」人々が増加中 心に潜む「苦しみ」を読み解く
(AERA dot. - 10月15日 11:30)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=173&from=diary&id=5826497
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