映画『風水師 王の運命を決めた男』（’18　韓国）

監督：パク・ヒゴン

土地や水脈の様子を見て、運気のある場所を探し当てる術を持つ人を“風水師”と誰もが呼ぶ。その運気が集まる場所“明堂(めいどう)”を探知することに誰よりも長けていた天才風水師のパク・ジェサン（チョ・スンウ）。だがその明堂を牛耳り、さらには皇帝の座までも狙っている大臣ジャグン（ペク・ユンシク）とその一族の陰謀によりジェサンは、妻子を惨殺されてしまった。そして三年後、ジャグン一族の抹殺を画策していたジェサンは、同じくジャグン一族に憎しみを抱えた王族の一人・興宣君（チソン）と出会い、共闘に挑む。だがその奥底には、さらなる大きな陰謀と裏切りが待っていた…

朝鮮王朝時代の韓国時代劇、一見いわゆる“韓流路線”かと思いきや、（いい意味で）とんだ大間違い！！登場人物たちの愛憎入り乱れたスペクタクルな歴史ドラマ。見ごたえはあった。とにもかくにも、一筋縄ではいかない展開、これは観て感じるべし。あえて言うなら、残酷な描写もあるので、その辺はご了承いただきたし。
キャスト人は『ラブストーリー』のチョ・スンウ、『コンフェッション　友の告白』のチソンをメインに、風格のある脇役陣、そしてささやかながらもつかみどころのない綺麗どころのムン・チェウォンと、手抜かりのないキャスティングでこれまたイイんですねエ…
てなわけで、

☆☆☆☆★　　藤原氏も平家も、そしてこの映画の大臣一族も…
（芸術性：５　　娯楽性：２　　ビジュアル：４　　ドラマ：５）

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