自民党政権は愈々『強権政府』に成った❕　

政府は、故中曽根元首相の葬儀を内閣と自民党合同で行うそうだが、それに先立ち全国の国立大学などにそ脱ぎに合わせて「弔旗」掲げ「黙祷」をするよう指示したそうである。
新聞の記事では「・・求める通知を出した云々」と有るが、要するに『大勲位の葬儀には国立大学は是非とも弔意を示せ』　と言う訳である。

此れって何か変だと思いませんか？　自民党が元総理の中曽根氏を大人物として崇拝するのは自由である。自民との政治屋さんたちで勝手に崇拝して居れば宜しい。
だが、だからと言って全国の国立大学に中曽根氏を崇拝せよと言わんばかりの通知を出す事は思い上がりも甚だしい。仮に彼が大政治家であったとしても、其れは自民党サイドからの彼に対する評価である。そう広くも無い日本だが彼を評価しない人々も居るのである。

斯う言う政権の姿を見ていると、長らく一党独裁の政権が続いた自民党は、愈々頭に血が上って民主主義をかなぐり捨て、ご近所の 習 近平さんや金 正恩さんみたいに強権政治を推し進めようとして居る様だ。

日本は益々民主主義から離れ、戦前の「全体主義」「強権国家」への道を突き進みつつあるようだ。