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2020年08月08日05:44

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一昨日、８月6日は広島に原爆を投下された日でした

毎年毎年、原爆による犠牲者を弔い、核兵器の無い世界平和を祈念する、式典が行われ、政府から首相なども着て、スピーチも行われますが、日本の政府中枢の者たちの言葉は実に通り一遍の物で、誠実味が全く感じられない「空念仏」そのものです。
それもその筈、日本は「サンフランシスコ講和条約」締結と同時に、「日米安全保障条約」と、それに付随する「日米地位協定」と言う売国条約をアメリカと締結し、日本はアメリカと言う世界の覇権国家に隷属する〝植民地的属国〟に成り果てたのですから。

日本は１９４５年の敗戦後に制定した憲法で＜再軍備はしない＞と決めたので、自国防衛のためには何処か強大な軍事力を持った国に守ってもらう必要が有り、それがつい昨日まで戦を交えていた「アメリカ」と言う事にしたのです。そして自らが二度までもあの残虐な「原子爆弾」を見舞われたアメリカの『核の傘』の抑止力の蔭に入ったのです。

「核兵器」と言うものは誰が何と言おうと「悪魔の兵器」です。その「悪魔の火の玉」を二度までも投下し、何十万と言う非戦闘員を一瞬のうちに殺傷する残虐な行為は、如何に戦時とは言え余りにもむごたらし過ぎます。それを、アメリカは「自国の兵士の犠牲を防ぐ為に必要であった」と強弁しますが、その事自体が現在のトランプ大統領の「アメリカ・ファースト」のエゴイスティックな考えと全く変わらないのです。
要するにアメリカと言う国は、建国以来一貫して他民族を人間として認めない、傲慢で暴虐な国家、以外の何物でもないのです。

日本人はこういう「悪魔の国に媚び諂う政府」を頂く事を選んだのですから、最早何をか謂わんや

ですが、お隣の「韓国」や「中国」に比べ、自分が受けた仕打ちを、いとも簡単に忘却の彼方へ捨て去る、日本の政治家の腑抜けぶりには言葉も有りません。
日本の政治家、特に与党の政治家は「日米安保」を『同盟』と呼びますが、同盟とは相互が対等な立場で結ぶことが基本です。それを充足しない同盟など「同盟」とは言えないのです。
日本の政治家は戦後７０年間、一度として此れを「改善しよう」と試みた事が有りません。実に「奴隷根性」に満ちた人間集団です。

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