税務署の『楽な話』にゃ『裏が』有る。手間を惜しまず申告を‼

今年も確定申告の時期に成りました。

賢明な諸兄・諸氏は色々あの手この手で「節税」を図って居られる事と思いますが、《オタメゴカシ》の政府のペテンに騙されないように気を付けましょう。
最近、年金受給者の受給額４００万円以下の人は、一定の条件を満たせば、確定申告の申告作業の負担を減らすため、申告書提出不要の制度が有ると広報されていますが、此れにはちょっとした落とし穴が有ります。

ちょっと話が横に逸れますが、この頃の国民は選挙が有っても投票率４０数％のっ投票率で、政治に全く無関心な人が多くいます。この棄権する人の中には若年層ばかりでは無く、シルバー年代の人も多く居ます。この傾向は選挙だけでは無くほかの色々な行政制度にも無関心又は無知な状態です。そこに付け込んでかどうか知りませんが、『年金受給者の申告不要制度』等と言う、意地悪く取れば騙しのテクニックの様な制度を生み出して来たのです。

此れは一見親切そうに見えますが、チョッとした落とし穴が潜んでいるのです。年金受給者は高齢の為、大なり、小なり、病気を抱えている人が多く居ます。そう言う人は医療費がかかります。この医療費は年間合計するとかなりの額に成ります。私の様に「Ｂ型肝炎」と「冠動脈硬化」を患って居る者は多額の薬代が掛ります。此れを計算して『医療控除』に計上しないとミスミス納めた税金の還付を逃す事に成ります。

その他いろんな公的寄付も課税対象の控除に成ります。私は乏しいお小遣いの中から。毎月２，０００円を『国境なき医師団』に寄付して居ますがこれも控除の対象に成ります。

うっかり『年金受給者申告不要制度』に釣られてその手間を惜しむと、これ等の控除を受けられなくなり、納めなくても良い物を収めて仕舞う事に成ります。

要するに、お上が言う『楽な話』には『裏が有る』と言う事です。我々国民は、チコちゃんではありませんが『ぼ〜っと生きてんじゃねぇよ〜ッ』です。

此れはホンの一例ですが、利口な人はもっと色々手を打って居ると思います。
国民はもっと賢く成りましょう