カルロス・ゴーンが逃げたのは、彼が言う様に、日本の司法の前近代性の為である、其れを棚に上げ、検察のリークを鵜呑みにして、一斉に『ゴーン・バッシング』に勤しむ日本のマスコミやコメンテーターの『愚』を責める<リテラ>と言うサイトが有るが、 成る程それも一応筋の通った話であると思われる。
この事件の根本的原因は、ゴーンによって窮地を脱した「日産」が、ルノー=フランス政府の、ゴーンに対する強要で、「日産」が完全に「ルノー」に飲み込まれようとして居る事への反発から、日本政府をも巻き込んだ、日産の経営陣が起こしたゴーン追い落としのクーデター、であるのを
噺を膨らませてゴーンを<無理筋逮捕>させた事が、ゴーンの逃亡に繋がった事だそうな。
だから、ゴーンは何も悪くは無いのか? と言えば、此れが丸きりどうでも無い事は明らかだし、例え日本の司法制度が非人道的且つまた前近代的であっても、保釈中の身が蜜出国して自分が手名付けた国へのがれた事は、保釈の約束破りに違いは無い。今度は彼は「逃亡犯」なのだ。
と考えると、今度の件は、無理な日本、と 違法なゴーン、の鬩ぎ合いに成って来る。
さてさて、どちらが優勢に成り勝利を収めるか? 今後の丁々発止が見ものだ。
勝手な私の憶測だが、ネゴシエーションに強い外国勢に軍配が上がりそうな気がする。
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