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2018年12月17日07:44

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竹の節抜き/道具好き 20

週末、晴れているし何処かへお散歩にでも行こうかな…と思ったのもたった一瞬。
熱いコーヒー片手にソウルフルなクリスマス・ソングの復習をヌクヌクとした自室で♪
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我が家から徒歩30秒に位置するいつものブッシュ、実は普通の樹木より“竹”が多いんです。
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今では全ての竹が伐採され、敷地には…安全の為なんでしょうね、目につきやすい長さで切られた切り株が残るばかり。
伐採した竹もまだかなりの数が青竹のまま放置されているので先日1本拝借。
ガレージBBQの際に使う“火吹き棒”が欲しかったんです(^0^)

竹と言えば…私のプロフィールの欄にmixi登録当時から表記してあるんですが、私が最も尊敬する人物として半世紀に渡って首位に君臨し続けるトーマス・エジソン先生です!
https://mixi.jp/show_profile.pl?from=l_navi&id=210835 (←「もっと見る」をクリック)

今や時代はすっかりLEDですが、長きに渡って私たちの生活を支えている電球=白熱電球はエジソン無しにはこの世に登場していません。
厳密に言えば、白熱電球そのものを発明したのはジョセフ・スワンという人なんですが、彼の採用した、紙を炭化させたフィラメントでは耐久性が殆ど無いと言っても差し支えないモノだったようで、そこに着目したエジソンが世界中からフィラメントの素材と成り得る材料を集めて実験を重ねた結果、中国産の竹を炭化させたものが200時間という圧倒的な耐久性を示し、更に今度は世界中の竹を集めて実験した結果、京都・八幡男山の岩清水八幡宮の境内に生えていた“真竹”が1,200時間も煌々と光り続けて採用となり、1879年10月以降〜今(現在のフィラメントの素材はタングステン)に至っているんです。
電話機と蓄音機の発明の2年後であり、発電機発明の前年に当たりますが、日本は…まだ廃藩置県から10年も経ってねぇ(^^;
更に…NECの創設者である岩垂邦彦氏も単身渡米しエジソンに師事していたとか。
※その他にも多くの日本人が当時エジソンと関わっています。
ちなみに、豊臣秀吉から賜った近江・佐和山城の城主でもあったあの石田三成の私邸の生け垣は、一国の城主でありながらも無粋な竹だったそうです。
有事の際、竹ならば竹槍として武器になる…との事で。

さて話を戻して"竹の火吹き棒"。
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その強靭さゆえに横から斧や鉈でぶった切るのは危険なので素直にノコギリでズイコズイコ♪と手頃な長さに切ったのは良いものの、節が2か所。
この節に穴を開けない事には火吹き棒にはならないワケなんですが、この硬そうな節にどうやって穴を開けるかが分からないまま早や数日(>_<)
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今日は自宅庭の不要灌木伐採後の最後の1辺である“根っこ”の焼却を予定していたんですが、その前に“火吹き棒”を何とかしようと。
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ダメモトで手元にあった長めの鑿(ノミ)の刃を当てハンマーでコン!と叩いたら…簡単に穴が開きました(^○^)
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後で調べたら、長い竹の先っちょに鉄の棒を差し込んで立て、地面に向かってコンコンッと数回叩けば簡単に節が抜けるんだそうで、節そのものは全く強靭じゃないみたい。
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試しに余っていた竹の先っちょに先程のノミを差し込みコンコンしたらいとも簡単に下まで貫通しました。
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“火吹き棒”を作った後は“根っこ”をノコギリ&鉈で小割にしてファイヤー!
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手持ちの薪やマツボックリ総動員で何とか処理しました。
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今週末も…白き灰がちになろて悪ろし。
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ああ、料理は何も作っていません。
焚き火しただけです(^○^)


■忘れモノ/道具好き 19
 https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1969381077&owner_id=210835
■スキルアップ・キャンプ2 その13/初着火
 https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1969514987&owner_id=210835
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