mixiユーザー(id:21052708)

2020年01月21日18:28

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無自覚の傲慢さ


学校の先生が研究授業をするとき
同じ学校の他の先生がそれを見たいなら
他のクラスの授業を自習にする必要があります。


それが不公平というよりも
「教員がいないと事件が起きたとき責任が取れない」
という理由で

6時間めとか5時間めとかの
1日のうち最後の授業で研究授業を行い
研究授業のクラス以外は
生徒を早く下校させるという手法も
しばしば用いられます。

そういうときに
「4時まで自宅学習」「3時まで外出禁止」などと
授業クラスの生徒たちが
不公平感を持たないように
ルールを決めることは少なくありません。


個人的には
そういう研修のやり方には問題が多いと思っていますが
指導力の向上のためにはやむを得ないと考えている教員が
少なからずいるのも
わからなくはありません。


ただ

この記事の中で

>岐阜市教委は「学校に残って研究授業を受けている生徒がいる中で、帰宅した生徒にも有意義に過ごしてほしいという良き文化。約束を守らない場合には相応の指導が必要」と話す。

と書いてあるのは
かなり
前時代的な感覚なのではないかと思います。

外出禁止だけで有意義になるという見込みも
相当ズレていますが

教育委員会の正式コメントにもかかわらず
教員の都合で勝手に決めたルールを
「約束」と呼んではばからないのは
それが傲慢であることを自覚していない態度なのでしょう。



学校現場での
指導法の研修以前に
人権について
管理職がもっと学んでいただきたいものです。



https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200121-00010000-gifuweb-l21

4時禁はブラック校則か?「監視されている気分」「安全考慮」
1/21(火) 8:38配信 岐阜新聞Web














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