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2017年09月08日12:43

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クールボーダーズ:作りが粗い

クールボーダーズ は、ウェップシステムから発売された、スノーボードをテーマにしたゲームである。
このソフトは、今年の正月に実家近くの中古屋でジャンクとして投げ売られていたのを見つけて入手してきたものである。たしか¥20くらいだったような気がする。

クールボーダーズはシリーズ化されており、PlayStationの1〜4のほか、PlayStation2の「クールボーダーズ CODE ALIEN」、ネオジオポケットの「クールボーダーズポケット」、ドリームキャストの「クールボーダーズ BURRRN」があるようだ。また、アーケードにも展開されていららしい。
 Wikipedia:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A8%E3%83%83%E3%83%97%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%A0
Amazonで検索すると、クールボーダーズ3までは検索結果に出てくるが、4が出てこない。日本未発売のソフトかというとそうでもなさそうなので、出荷が少なかったのかもしれない。時期的にもPlayStation2に移行していっている時代だったのだろうし。

クールボーダーズ3については先日見たとおり、丁寧に作られており良くできたゲームという印象である。全体的にセンスも良い。
一方、この無印の「クールボーダーズ」は、どうにも作りの甘さが目についてしまう仕上がりになっているようであった。Amazonのレビューでは評価がとても低く、Googleで検索すると紹介している記事が殆ど見つからない。
ジャンルとしてはレアな類ではあるが、ここまで記事が少ないのも珍しい。一方で、YouTubeにはそこそこプレイムービーが載っているようではあった。
 YouTube:https://www.youtube.com/watch?v=Bvs1JM-g_9g

ゲームの構成としては、基本的にはダウンヒルでコースを駆け降りるだけのもののようだ。
コースは3種類あり、障害物との接触や崖からの落下などに注意しながら滑り降りる。
単純にレース感覚でプレイするには良いのだけれども、ゲームのモードにも乏しくスノーボードのゲームとしての魅力はイマイチ感じられないものになっている。
全体的な雰囲気についても、ヒップポップなイメージを出そうとしているのは分かるが、作りの粗さによってそれが表現しきれていない感がある。

「クールボーダーズ」はここから始まり、いまだ名作と名高い「2」、洗練された「3」と順当に進化していく過程で、ソフトのクオリティはどんどん上がり、プレイヤーからの評価も高くなっていったようである。
なんとなく、この初代「クールボーダーズ」は、それほど売れなかったのでは?という気がするのだが、それにもかかわらず「2」を開発・リリースしたことは、スノボゲーム界(?)にとってはとても重要な出来事だったのではないかという気がする。

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