めちゃくちゃドキハラする本

能町先生の「私以外みんな不潔」を読みました！



能町先生の私小説（ってか能町作品はほぼ私小説またはコラムをまとめたものだけど）
で、しかも能町先生が幼稚園児「もりくん」だった頃の話

とりあえずもう表紙から衝撃ｗ

こんな可愛い子が転園してきたらママたちはざわつくだろ？
その辺は書かれてないけど絶対何もしなくても注目を浴びてたはず

しかし他人とは一線を画した非凡な能町先生は存在を消して
ひたすら目立たないようにつとめてやり過ごす毎日

ｱﾃｸｼは超平凡だったけど転園転校を重ね転校生としての処世術を駆使してきたので
めちゃくちゃ状況がわかる
読んでいて胸が苦しくなるほどだったわ

そしてどんなサスペンスよりもドキドキハラハラする事件勃発
どうなるか先の流れが知りたくてどんどん読み進め一気に読了


久しぶりに本読んでよかったと思えたわ


にしても

ｱﾃｸｼも幼いころの記憶に関しては細かく覚えている自負があったけど
ここまで細部にわたって描けるってすごい