原題は「お気に入り」(The Favourite)で邦題は
「女王陛下のお気に入り」
あのオリビア・コールマンがオスカーを受賞した2018年の映画見た!
我が家ではオリビアは数年前の「ブロードチャーチ」という刑事ドラマで
すでにおなじみの顔だったんだが
その頃からまぁまぁの“オバチャン”でダンナとも
「あのブロードチャーチのオバチャン」で通ってた
(本当はアタシらより遥かに年下w)
それが!
映画では さ ら に パワーアップして
もっと別の種類のオバチャンモンスターに仕上がってたよ!!!!
普通の人の5倍くらいありそうな巨漢という印象
巨デブで痛風という役作りのためにわざわざ太ったのかな?
「これ、イギリス皇室に訴えられないんか?」ってくらい
デブデブの(持病で)ボロボロの、それでいてあまり政治に興味ない(無知)
が、夜のご奉仕をしてくれる側近の女性=お気に入りの
いいなりになっちゃうダメ女王をオリビアが怪演
権力があるけど権力しかない
ストーリー的にはかなりベッタベタのドッロドロの
のし上がり系の宮廷ドラマ
栄枯盛衰を絵に描いたようなわかりやすさ(でも好き)
しかし最後のオチにちょっと怖くなった
女王は失った我が子(17人いた)と同じ数のウサギを飼っているんだけど
結局「お気に入り」というのはウサギと同じレベルの「お気に入り」だった
「お気に入り」じゃなくなっても追放され地獄
「お気に入り」に止まっても実はウサギと同等の扱いで地獄
一見きらびやかな王朝ドラマだけど
生々しい闇深な人間ドラマだったー
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