mixiユーザー(id:20904682)

2020年02月21日23:06

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落とすはずがないものを落とす

 悲劇は夕方の現場に到着した時にわかった。
 昼の仕事を終えて、そして、気分を切り替えて、夕方の仕事に入ろうと着替えをしていた時である。
 左ポケットがいつもと違う感覚となっているのに気付き、左ポケットを触れてみたら、感じるはずの財布の感覚がないのである。
 まさか、落とした!
 オイラはすぐに着替えている場所を懸命に探したが見つけることができなかった。

 財布は昼の現場。仕事を終えて作業着から着替える時までは確かに持っていた。
 もしかして、昼の現場の更衣室に置いてきたかもしれないと思い、責任者に事情を話して昼の現場の更衣室に戻るのであった。
 オイラは更衣室に着くまで、どうか忘れて置いていったという結果であるのを祈り、急ぎ足で行った。
 けれども、昼の現場の更衣室に行き着替えていた場所、自分のロッカーの中をよく調べてみたが、見つけることができなかった。

 次に、昼の現場から夕方の現場に移動で通った所を歩いた。
 もしかしたら、歩いている途中で落としたかもと思ったからである。
 よく道などを見て歩いたが見つけることができなかった。

 ショックであった。
 お金を落としたというよりは落とすはずがないものを落としてしまったことの方に強いショックを受けた。
 財布の中は凄い大金が入っていたわけではないし、銀行のキャッシュカード保健所免許所などの個人情報が入っているものはお金を入れる財布とは別の物に入れているので、そのことでショックを受けてしまったわけではない。
 普通、常識的に考えて、お金という生きていくことで最も大事なものが入った財布を落としてしまうなんて、よほど気抜いていたかということである。
 それを考えると反省をしなければならない。

 さぁ、不幸なことが起きました。
 その次はそれを覆すようないいことが起きるだろうか。

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