1月6日。
いつものように朝の仕事をしていた。
作業中、咳は止まらないし、体がとても怠いのを感じていたが、熱を感じてはいなかった。
でも、時間が経てば経つほど、怠さは強くなり、動くのがしんどくなってきた。
仮眠をとれば治るだろうと思い、朝の仕事をいつもより早く終わらせて、休憩室で寝ようと決めていたが、どうしてもよく感じる怠さとは違ったものがあったので、病院に行くことにし、朝の仕事を終えて、一旦、アパートに帰り近所の病院に行った。
病院に行き、医師に自分の状況を説明したら、検査を受けることになった。
鼻に綿棒を奥まで入れられて痛い思いをし、綿棒に付着した菌を調べられたら、インフルエンザだと言われた。
正直、何でもありませんという結果を伝えられると思っていたのだが、インフルエンザと言われたので驚いてしまう。なぜなら、インフルエンザになったことがなかったので、オイラはならない人間だと思っていたからである。
その自信が崩されてしまったが、まずはなってしまったことを認め、先生に薬をもらい家に帰るのであった。
そして、アパートに戻ったら、会社3社に休む連絡をするのであるが、新年早々、迷惑をかけてしまったと思い、ちょっと申し訳ない気持ちと悔しい気持ちでいた。
その後、眠り始めるのであるが、段々、体が痛くなってきたのである。
とても待つことができない岩を待ち上げるために体全体に力を入れてしまって時に感じるような痛さであった。
インフルになった人から体の痛みのつらさを聞いてはいたが、ここまでつらいものだとは思っていなかった。
その痛みが一番つらかった。
そして、その痛みを3日間くらい感じ、熱もちょうど同じくらいの時に平熱に戻った。
けれども、病気と直そうと入れていた気力を出したことで激しい疲れが出ていて、それで治っても動けるという状態ではなかった。
結局、完全に治りまでは1週間もかかってしまった。
新年はつらいことでスタートしてしまったと思ったが、その考えは今年の最初が悪運だったから、今年はもう悪いことは起こらないだろうという考えに変わったので、精神的にはすぎに立ち直れた。
そんなわけでも、あらためて2020年、がんばっていこうと気を引き締めるのであった。
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