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2019年12月12日23:47

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ダンスと演奏とハブ酒

 木曜日。
 平日の夜だが、天神マスターの店に行く。
 ここで牧瀬茜さんが出演するライブが行われるからである。
 天神マスターの店なので、当然マスターもトランペットで参加されている。

 ダンス牧瀬茜、ギター愛染恭介、マンドリン矢野敏広、トランペット天神直樹というメンバーである。
 ギターとマンドリンが時に激しくかつ静かに流れれば、トランペットはまろやかなメロディーを流していた。
 それに合わせて茜さんの美しさを感じるスローな動きのダンスが行われていた。
 今回の席は茜さんが踊られている後ろだったので、踊る茜さんの後ろ姿を見るという風になってしまったが、普段見ることがきでない状況なので、いつもだと発見することがない動きを見ることができた。

 そして、演奏の音、踊る茜さんのオーラによって、いつもは飲んでいる場所である店内は、どこかほのぼのさ、さわやかさを感じるものがあった。
 そんな風に作られた空間にいると心地よさを感じ、踊りや演奏に集中しかった。
 茜さんの人柄のオーラがひきよせているからか、茜さんと組むミュージシャンは心地よさを感じる演奏をする人が多い。

 イベントが終わった後、天神マスターが、先日、沖縄に行かれ、その時、ハブ酒をお土産に買ってこられて、今日、それを来店したお客様にサービスで提供するのであった。
 ハブ酒、中にハブが入っているのに驚いた。
 そして、ハブ酒が入った小グラスが運び込まれ、それを一口飲むであった。
 最初は強いにがさを感じるのであったが、段々、甘くなってきて、最初の印象と違ってとても飲みやすくはなっていた。
そして、この味、ハマるなと気づくのであった。
 マスターの話だと、酒がなくなっても瓶の中にいるハブがまだ味を出せるのであれば、飲んどでも飲むことができると話された。
 つまり、ハブ酒はまだまだ飲めるということで、まだまだ年内はマスターの店に行きそうである。

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