日曜日の話。
企画書を書き終えた後、お昼を食べに行くついでに、図書館に行く。
予約をしていた本が届いたので、それを借りに行くためであった。
借りる本は、高取英さんの戯曲『少年極光都市』である。
まだ、先ではあるが月蝕歌劇団の次回作が『少年極光都市』なのでその予習のために借りた。
この本は数年前に一度借りていて、久しぶりに借りる。
久々に読んで見て、感じたことが変わっているか、という点でも楽しみである。
ちなみに、図書館に向かう前に浅草21世紀に行かなければならないのを気づいたので、借りてすぐには読めなかった。
本を借りた後、下北沢にお昼を食べに行く。
食べた後、浅草に行くまでに時間あるので、下北沢のよく行く古本屋に行くことにした。
何か面白い本はないかと楽しみながら店に入り、戯曲のコーナーを眺めてみる。
残念ながら、高取さんの本は置いてなかった。
それでもって、寺山修司さんの本もあまり置いてなかった。
他に何かないかと探してみたら、なんと、唐十郎さんの戯曲を二冊見つける。
『蛇姫様』と『吸血姫』であった。
『吸血姫』はこの本や売っている唐十郎全集に収録されている本の中にあったが、『蛇姫様』は入ってない。
それだけに、『蛇姫様』がとても欲しくなった。それにつられて、『吸血姫』も単独で本になっているのを欲しくなってきた。
値段を見たら、二つ、会わせて3,000円であった。
懐と相談したらちょっと厳しく、今、すぐには買うことができなかった。
でも、できた時には即効で買うのを決めるのであった。
買いたいと思った本が見つかって嬉しい。もちろん、唐さんの名作の戯曲は欲しい。
でも、もっと欲しいのはやはり高取英さんの本である。
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