土曜日。
上野オークラ劇場は、新作の国沢蓑津監督の『溢れる淫汁 いけいけ、タイガー』
だけを観て新宿二丁目に向かう。
二丁目に行き、スターフィールドという芝居小屋に行き、月蝕歌劇団の詩劇ライブ『堕天使たちの嘆き』を観に行く。
本公演の『聖ミカエラ学園漂流記』は、日曜日に観劇に行くので、詩劇ライブだけにする。
とにかく、高取英さんが亡くなって最初の公演、どうなるのだろうかと気にしつつ、開演を待つのであった。
受付開始前に芝居小屋の受付前で待っていたのだが、一瞬ではあるが大きな揺れを感じるのであった。
近くにいた受付スタッフに地震がありましたね、と話し揺れが気のせいでなかったのを確認するのであった。
地下の方では揺れに対して何の反応もなかったので、揺れを感じることはなかったんだなと思い、事故が無くて良かったと思う。
そして、詩劇ライブを観劇。今までと違った面白さを感じ、これからの詩劇ライブは今回の形でやっていくのだなと思った。
でも、オイラが月蝕歌劇団を観始めた頃の詩劇ライブは、高取さんの作詞、J・A・シーザーさんの作曲の歌を歌う構成で、出演者が好きな歌を歌うという形ではなかったので、元に戻ったと言ってもいいだろう。
ただし、出演者が歌いたい歌を歌うという形でも悪くはない。
詩劇ライブはとても楽しく観ることができた。
そして、オイラは日曜日の公演である。
新生月蝕の『ミカエラ』も、当然、楽しみである。
でも、オイラは憧れだったあの人を再び見ることも楽しみである。
日曜日は楽しみが二つもあり、気合を入れて観劇をしなければ。
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