今日のお昼は仕事場近くのさくら水産でさんま定食を食べる。
さんまは秋の味覚のイメージで、今は違うかもしれない。
でも、基本的には年中食べらるものだから、食べられる時に食べればいいのである。
さんまはオイラが魚の中で一番好きなので、いつでも食べられるというのはいいことなのである。
そして、さんまを食べていたら、あることを思い出した。
知りお会いの女優お水ちゃん(仮名)が、ある舞台に出ている時にその時与えられた役も含めて、演者として悩んでいた。
そんなある稽古が終わった日、お水ちゃんは演出家に連れられて、演出家の知り合いがやっている飲み屋にきた。
店に着く前に、演出家はスーパーでさんまを買って行き、店で焼いてと頼むでのであった。
店の人は演出家に、なぜ、さんまを焼くのと聞いたら、演出家は
「小さい子がさんまを焼いて、と騒いでいたので、それでつい」
とおとぼけなことを言ったのであった。
お水ちゃんは、それをとてもおかしく感じてしまい、悩んでいたことも少し弱まったのであった。
演出家がお水ちゃんの悩みを察して、こんな行動をしたのか、どうかはわからない。
でも、お水ちゃんにしてみれば、気分が和らいだのは確かである。
お水ちゃんとはあることがきっかけでオイラとは距離ができてしまった。
彼女はまだ悩んでいたり、苦しんでいたりしているのだろうか。
風の噂でもいいので彼女の近況を聞くことはできないだろうか。
さんまを見ながら、そんなことを思うのであった。
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