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2019年04月21日14:42

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旅先銭湯めぐり 伊予編

※近日発売の「旅先銭湯2」(さいろ社 松本康治・著)にも大洲のよしの湯が掲載されると思われます。

金曜の夜からフェリー2連泊で四国の愛媛へ行ってきた。
仕事の後、バスとニュートラムを乗り継ぎ、南港で今回同行するイノケンさんという方と合流し、オレンジフェリー東予港行きに乗り込む。
オレンジフェリーは新造船になり、最下級でも個室になり快適で往復12600円。JRだったら鈍行でもそれくらいかかるので超破格値だが、以前は雑魚寝でもっと安く行けて、レストランのメニューももっと多かった記憶があり、風呂もサウナや水風呂があったので、個人的には以前の船の方が好きだった。それでもこの快適さでこの価格では大満足だ。
フェリーから松山行連絡バスは満席で取れなかったので、今治行き無料バスに乗り、今治駅の1階のウィリー・ウィンキーというJR四国が経営するパン屋でモーニングコーヒーとパンのバイキングを楽しんだ。美味しくボリュームのあるサンドイッチも食べ放題で、こちらも大満足。
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  ↑この部屋で往復12600円とは破格

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  ↑今治といえばゆるキャラ「バリィさん」が有名

時間があるので鈍行で八幡浜に向かう。瀬戸内や伊予灘の海の景色が素晴らしい。下灘駅という小さな駅で乗客の半分が下車し、さらに多くの人が乗り込んできた。ホームにも撮影する人が多数いたので何なのかと思ったら、青春18きっぷのポスターや映画のロケで有名な絶景の駅のようだ。インスタ時代になり、このような場所が人気を集めるようになったのだろう。
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  ↑絶景な予讃線


八幡浜駅で降り、市街地や商店街を散策。黒い温泉の温浴施設を核に「黒い商店街」として売りに出していて、ポストも黒く塗られているが、賑わいはない。それでも長いアーケード商店街からは、「伊予の大阪」と言われた往時の賑わいを感じることができた。八幡浜には大正湯というレトロ線銭湯があるのだが改装中で入浴できず。大正湯の近くの酒屋で地酒を求めると、「川亀」というお酒をすすめられて購入。
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  ↑八幡浜の商店街。残念ながら賑わいは乏しい。

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  ↑伊方原発の地元とあり、反原発の貼り紙も見かけた

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  ↑澄んだ千丈川には鯉が泳ぐ

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  ↑温暖な地域なのにどこか北国風の大正湯

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  ↑酒屋の人におすすめされた地酒「川亀」


再び鈍行列車に乗り伊予大洲駅に向かう。こちらは肱川沿いの城下町で美しい街並みで「思ひ出倉庫」という施設では昭和30年代のグッズがいっぱいあり、昭和レトロファンにはたまらない。
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  ↑「わたしの城下町」を歌いたくなるような大洲

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  ↑昭和30年代のグッズが満載の「思ひ出倉庫」


大洲ではよしの湯というレトロ銭銭湯に入浴。大正9年に、初代経営者がカナダから米マツ材を輸入し建てたという。地下水の水質が本当に素晴らしい。
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  ↑よしの湯


さっぱりした後は特急宇和海と路面電車を乗り継ぎ、松山の歓楽街に近い勝山町停留所で降り、飲食店を物色。イノケンさんのすすめもあり、たまたま見つけたおでん屋「アルファ」に入るとこれがまた素晴らしい。地酒「小富士」や愛媛の芋焼酎「瀬戸の大地」も絶品で、お店の人も「遠いところから来てくれたので」とサービスでお酒を注いでくれ、こちらも「お釣りは結構です」と言い、1人3000円。
なんとかフェリー連絡バスに間に合い、帰りは乗船後すぐ爆睡したのだった。
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  ↑特急宇和海

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  ↑路面電車が走る活気ある松山の市街地

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  ↑このおでん屋「アルファ」で晩酌

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  ↑地酒の小富士とおでん

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  ↑愛媛の芋焼酎「瀬戸の大地」も絶品

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  ↑無事大阪南港到着



【参考文献】「レトロ銭湯へようこそ 西日本版」 戎光祥出版 松本康治・著
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