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2021年02月22日07:09

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めぐみへの誓い

『めぐみへの誓い』2021年2月19日公開、池袋シネマロサ。野伏翔監督、菜月、原田大二郎、石村とも子、大鶴義丹、小松政夫、仁支川峰子、坂上梨々愛、安座間美優、小林麗菜、ら。
1977年11月15日18:30前後、新潟市立寄居中学体育館におけるバドミントン部練習からの帰宅中に部員仲間と別れた直後の路上で男二人に前後を挟まれ、前から来た男に腹を殴られ麻袋を被せられた横田めぐみさん、運び込まれた船に乗せられても意識回復する迄に時間がかかり、内臓破裂したのでは?と疑われてそのまま日本海に投げ込まれる寸前に意識を回復したので清津まで連れて行かれた、、と描かれていました。工作員同志による「こんな簡単に潜入して帰る事が出来るとは」「スパイを取り締まる法律もない日本では朝飯前だ」との会話を何気なく聞き過ごすのは恐ろしい事です。与えられた現実に飼い慣らされ続け、領土と国民の財産と命を守る、という基本的な権利と義務を見てみぬ振りを続けようとする態度をまた我々の次世代に引き継がせようとする愚を何処かで断ち切るべきだと思います。朝鮮語を覚えれば日本に返してあげると言われて必死に学んだものの、数年後にその囁きが嘘であった事を悟っためぐみさんはどんなに落ち込んだ事でしょう。それでも日本政府は助けに来てくれるはず、と一縷の望みを心の奥深くに託して生き抜こうと決心する様子は、全日本国民が直視すべきでしょう。招待所近くで田口八重子さんらしき日本人女性とすれ違っても日本語で話し掛ける事も許されず、虚ろな視線を投げながら歩かされる非情。背乗り済み工作員からの繰り返し脅迫を受けて渋々と日本人拉致実行に協力させられる金本印刷の経営者を演じる小松政夫さん、これが遺作となりましたが、一つの役割を果たされたのではないかと思いました。特定失踪者問題調査会の村尾さんは御自身が本人役で出演されていました。多数の背乗り事案が暴かれもせず、日本人の身分を乗っ取りながら のうのうと日本で生活保証を受け、今日も工作活動を続けている多くの工作員達が何喰わぬ市民顔で我々の近所にいる事を忘れてはならないと思います。
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