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2020年06月03日19:31

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死刑執行人

『死刑執行人(El Verdugo)』スペイン1963年、Luis Garcia Berlanga監督、Nino Manfredi、Emma Penella、José Isbert、ら。
セルバンテス文化センターの無料公開映画。今回は字幕無しだったので辛いと思いきや決してそうはあらず。途中迄観て停止、粗筋だけをチェックして改めて最初から観直すと結構楽しめ、笑えました。生きる為、食べていく為に仕方なく本望ではない仕事に就く事は珍しくもないですが、死刑執行という職を引退しようとする直前の義父を継がざるを得なくなる葬儀屋青年の運命だけには陥りたくないと身震いはしましたが。葬儀屋をしていると言うと彼女が出来ず、死刑執行人の娘(Emma Penella)であると言うと男が寄り付かず、、という共通の悩みが二人を惹き付け、出来ちゃった婚へ。抽選で当たった公団マンションに義父+新婚夫婦で住み続けるには公務員である事が条件だと迫られ、他に選択肢もなく致し方なしに死刑執行の職に就いたNino Manfredi。以降、死刑囚に恩赦が下るのをひたすら祈る行動が滑稽、どうしても死刑執行を行わざる得なくなった日は気絶寸前となり、チャプリンも顔負け、あたかもNino自身が死刑囚のように死刑台へ引きずられていくシーンを笑い飛ばすのか、同情するのか、は様々でしょう。よりによって、Ninoの死刑執行初仕事はマジョルカ島にて、との法務省からの通知。新婚旅行も兼ねて、義父も一緒に行きましょう、てな乗りで皆で旅行へ。何か国際イベント真っ最中のマジョルカ島、「JAPON」のたすきを掛けた着物姿の女性が船を降りるシーンが暫く続きますが、あの女性は誰なんでしょうか、、とても気になり、調べてみたいものです。この映画、もう一度観たいです。ネットから拾えた表現を残して、次回鑑賞に備えますね。
【カスティジャ語のお勉強】
Verdugo=死刑執行人
garrote=死刑
cuñada=兄嫁、義理姉妹
Me revienta=とても嫌だ、不快だ
He dicho que lo de mi padre no es hereditario=うちのお父さんのあれは遺伝しやしないわよ
El cataplasma tiene novia=あの野郎、彼女が出来たんだな
Alguna golfa=どっかのあばずれ(慎みない女、売春婦)
Yo qué sé.=知らんがな(俺が知るわけないやん)
No faltaba más=勿論(or とんでもない)
estar roque/quedarse roque=眠っている、眠り込む
casarse por poderes=(相手が不在の為)代理人に誓約させて結婚する
pedir la mano de...=(女に)結婚を申し込む、(男が恋人の両親に)結婚承諾を求める
Los han cogido in fraganti=現行犯で捕まえた
un día u otro=いずれ必ず、いつかは必ず、やがて
dietas=出張等の手当て
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