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2019年07月16日23:58

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男はつらいよ 知床慕情

『男はつらいよ 知床慕情』1987年、山田洋次監督、三船敏郎、淡路恵子、竹下景子、ら。
長年住みついた知床を離れようとしていた居酒屋「はまなす」の女将を演じた淡路恵子が、男やもめの三船敏郎から告白を受けて泣いてしまうシーン、とても素敵でした。幾ら歳を重ねたとしても異性に告白する、告白される、という時、誰であっても間違いなく「ときめく」のだろうと思います。「男は黙ってサッポロビール」で更に無言な男に磨きをかけていた三船敏郎が、寅さんのけしかけで「俺が行っちゃいかんという訳は、俺が、俺が惚れてるからだ。悪いか!」と大声で言わされた格好でしたが、普段は無口な男が口を開くと重みがありますし、それが三船なら尚更でしたね。マドンナ役の竹下景子もよかったですが、私は三船敏郎と淡路恵子のキャスティングにときめいてしまいました。恋のベテランを自認する寅次郎、ここでも自分だけは優柔不断を貫き通しましたね。北海道の斜里町周辺での夏ロケ、清々しかったですね。たこ社長が宣う「この辺の店や工場で働く人たちは一日に一度、やめようかと考える。」、これ、結構本当なのかもしれないですね。それでも尻を叩いて何とか踏ん張る、そんな人が多いから何とか日本社会が持って来たのか、今でも持っているのか。
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