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2022年04月20日15:21

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4/17 写真家エリオット・アーウィット作品展 観察の美学 筋書きのない写真たち@富士フイルムスクエア

六本木ミッドタウンのサントリー美術館に行くとチェックするフジフイルムスクエア。3つの写真展と写真歴史博物館企画展が常時行われている。

今回は写真歴史博物館企画展で大好きな写真家エリオット・アーウィットだ。サントリー美術館の北斎展の後訪ねた。

https://fujifilmsquare.jp/exhibition/220331_05.html
エリオット・アーウィット(1928– )は、1949年以来、ニューヨークを拠点に約70年にわたり活躍してきた写真家です。マグナム・フォトの創設メンバーであるロバート・キャパの推薦を受け、1953年、25歳の若さでマグナム・フォトに参加したアーウィットは、1966年から1968年まで3期にわたって会長を務めるなど、マグナム・フォトの初期メンバーとしてその活動を支えると同時に、広告写真や映画、テレビ番組など、写真作品以外のジャンルにおいても多才ぶりを発揮してきました。
本展は、写真家エリオット・アーウィットの往年の名作から約30点を選りすぐり、1980 – 90年代に制作された貴重なオリジナル・プリントで展示するものです。
ウィットとユーモアに富み、人間味あふれるアーウィットの写真は、いつの時代も多くの人々から愛されてきました。恋人たちの一瞬、子どもたちの愉快な表情、人間と犬とのユーモラスな関係……目の前で起こる偶発的なドラマを、冷静に、そして愛情深く見つめる「観察の美学」ともいうべき視点には、アーウィット自身の生き方が投影され、瞬間を記録する写真という表現によって、人生の喜怒哀楽が濃密に描かれています。20世紀の写真表現を象徴するかのような美しいゼラチン・シルバー・プリントは、アーウィットの魅力と同時に、“記録する”という写真の原点を強く訴えかけてくるものです。
現在もマグナム・フォト最高齢の写真家として重要な地位を占めるエリオット・アーウィット。普遍的な魅力を放つ名作の数々をどうぞご堪能ください。
※ 1947年、報道写真家ロバート・キャパの発案で、アンリ・カルティエ・ブレッソン、ジョージ・ロジャー、デビッド・シーモアらと、写真家の権利と自由を守り、主張することを目的として創設された、世界を代表する国際的な写真家集団。


写真はあまり…という人でも、彼の犬の写真を見たら、クスッと笑ってしまうだろう。
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犬と人との一瞬を捉えた写真は、犬がジャンプしている写真や、街なかで犬が人とみつめあっている写真やこの他にもたくさんあって、どの写真もがユーモラスで楽しい。

私はといえば…自分で写真を撮るようになってから写真展に行くようになったくらいで、未だあまり多くの写真家の名前を知らないが、この写真に釘付けになってからアーウィットを知った。きっかけは猫。
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ベッドに腹這いになる赤ちゃんを優しく見つめる新米のママ。その姿を静かに見やる黒猫はすべてのことを優しく見守ってくれる頼りになる存在。じーんときませんか。

アーウィットの優しい眼差しはこんなところにも。くすくす
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こういったエスプリの効いた写真も有名だ。
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何気ないようなスナップもいいし
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ジャーナリストとしてもめちゃかっこいい写真を撮る
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全部で30点、どれもが知っている有名な写真ばかりだが、美しいオリジナルプリントに魅入った。11歳からはアメリカで育った人なのだが、やっぱりフランス人だなぁと思わせる感性。いいなー。


壁面1面のみで入場無料、6月29日までやっていますので、サントリー美術館へ行く際はぜひお寄りください。おすすめ。
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