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2021年06月09日06:38

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6/6 【2回目】国宝鳥獣戯画のすべて&親と子のギャラリー 動物のうごき@東京国立博物館

鳥獣戯画展は、緊急事態宣言が出る前開幕してすぐに行った。動く歩道はなかなか快適で、4巻全てを一遍に見られる楽しさはこの上ないもの、各地に散らばった断簡も一堂に会して、元の姿の謎解きも面白い。

長い休館の後の開幕では、予約取れないと半ば諦めていたが、運良く昼過ぎに繋がり、日曜日の12時2名ゲット。夫はまだ行っていなかったので、取れてよかった。
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混み具合は前回4月16日と同じか、やや少ない感じがした。緊急事態宣言継続の中入場者数上限を減らしたか?グッズ売り場は盛況、目に毒、体に毒なので近づかなかったが、前回好評だったガチャが機械ごとなかったところを見ると完売だったのかな。
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前後期、多少の入れ替えはあるが、ほとんどが高山寺や明恵上人に関わるもので、鳥獣戯画展のレポはこちらの日記通り。

https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1978993940&owner_id=2083345

ただ、前回明恵上人ご愛着の湛慶作《子犬》の肉球をうっかり見落とした。湛慶は見えない足裏までちゃんと彫っていたので、それを壁面に再現したと「ぶら美」で紹介していたのは、1回目に行った後のこと。今回は、しっかり見てきましたよ〜犬猫は肉球までもかわいいのだ。

さて、動く歩道は2回並んで堪能した後は、疲れてしまったので(この日午前中夫はコロナワクチン接種でした!)、同じ平成館にある企画展示室「親と子のギャラリー」を見て帰りましたが、これがなかなか面白かったのです。

一部作品をご紹介。

親と子のギャラリー「動物のうごき」
https://www.tnm.jp/modules/r_exhibition/index.php?controller=item&id=6376

動物の「うごき」に注目する特集です。第1部「だいはくりょくのうごき」では動物そのものの躍動感ある動きをとらえた作品と、風や空、雲、水しぶきなど、動物の動きをよりリアルに生み出す効果的な背景・演出を有する作品を紹介します。第2部 「ひとをまねたうごき」では、擬人化した動物の動きを中心に構成しました。

中国清時代《白玉兎香合》フォト
兎は縁起物

増田三男《金彩銀壺「山背」》フォト
現代的な素敵なデザイン

中国後漢時代《緑釉犬》フォト
ユーモラスで大好き。また会えた〜

月岡芳年《猫図》フォト
さらっと、でもすごくリアルなうごき。猫好きでないとなかなか描けないポーズ。ここでまた会えて嬉しかった

狩野伊川模、原本・狩野元信筆《天神図(模本)》フォト
道真公まえのめり

横山秀麿模、原本=祥啓筆《鯉魚図(模本)》フォト
龍になりそうな勢い!

立体にすると…
大島如雲《鯉置物》フォト

皿にすると…
江戸時代《染付鯉図皿》フォト

江戸時代《犬水滴》フォト

江戸時代《猫水滴》フォト

江戸時代《虎水滴》フォト

讃窯・仁阿弥道八《三彩狸置物》フォト

司馬武親《双馬図鐔》フォト
迫力!
中井友恒《葡萄棚に栗鼠図鐔》フォト
葡萄も栗鼠も子孫繁栄の縁起物だが、「武道(葡萄)を律す(栗鼠)》と読み替えて武士にも好まれた組み合わせ。ダジャレやん。
東龍斎清寿《枝垂柳猿猴透鐔》
フォトフォト
裏表で漁に出かける猿の1日。
桑村克久《稲荷社図鐔》フォト
根付などとともに鐔の細工は洒落ていて面白い。

《セメクト女神倚像》フォト
猫の神様ですね

《ハヌマーン立像》フォト
こちらは猿の神様

大西定林《井桁釜》フォト
見猿聞か猿言わ猿がちょこんと乗っている。

《世は安政民の賑》フォト
ナマズといえば地震

喜多川歌麿《青樓仁和嘉・通ひけり恋路の猫又》フォト

本館「鳥獣戯画スピンオフ」は前回見たからパスして、通り抜けついでに「近代」の部屋だけみたら、大好きな画題「売貨郎」があった〜

川端玉章《玩弄品行商図》フォト
子供も子猫も大騒ぎフォト
子供が欲しがるような可愛いおもちゃがたくさんフォト
こういう絵は細部まで眺めていて本当に楽しい。

「動物のうごき」は6月27日まで
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