土日休み前の金曜日ということもあり、夕べはけっこう遅くまで仕事していた。
夕食を夫婦別々に食べる日にしていたので帰る途中で買い物をしなければならなかったこともあり、結局家に帰り着いたのは22時を過ぎとなった。
金曜日のこの時間に家路に就いていて思い出したのが、単身赴任で広島に住んでいた頃のことだ。
週末に帰省する時は、いつも18時20分ごろに広島を発つ新幹線に飛び乗り、3時間半余りの時間をかけて新横浜へ向かっていたものだ。
22時前に到着してそこからJR横浜線や東急田園都市線を乗り継いで自宅を目指すと、帰り着くのはだいたいこの時間帯になったものだ。
仕事疲れに移動疲れが重なっても、それは配偶者のぐでちゃんと一緒に過ごせる楽しい時間の始まりである。
疲労感どころか、むしろ高揚感さえあった。
だが、そんな夫婦一緒に過ごせる時間も日曜の昼過ぎまでであり、感覚的には束の間の夢みたいなものだったのである。
それが今や、毎週・毎日自宅に帰り、配偶者のぐでちゃんと会える。
世間的には当たり前の幸せなのだろうが、夕べ22時過ぎに自宅へ続く道を歩いていて、改めてそれを噛みしめてしまった。
そんなわけで夕べは家に帰ってから、買って来た食材で簡単に料理を作って食べると早くも23時過ぎとなった。
いろいろあって、眠りに就いたのは12時頃のことだ。
そんなハードなスケジュールだったにもかかわらず、今こうして朝6時前に日記を書いていたりする。
平日よりも書く時間がむしろ早いのは、このあと6時過ぎに家を出て妊活のクリニックに行くためである。
いつもより起床時間の早い休日というのもラクではなく、まだ少々眠い。
だが、単身赴任時代を思えば、まだ私は恵まれているなと思う。
1週間の疲れを落とすための睡眠は、今晩にお預けだ。
1日を目一杯使って、今日という名の休日を大いに活用しようと考えている、今朝の私であった
ログインしてコメントを確認・投稿する