夕べから降り続いていた雨は、今朝になってちょっと落ち着いている。
道行く人も、傘を差さないで歩いている。
だが、今日一日はずっと不安定な天気らしい。
傘を忘れずに、このあと会社に出かけたいと思う。
さて、そんな天気と同様、今の私には心が晴れない要因がある。
配偶者のぐでちゃんのことである。
先週末以来、Skypeはおろかメールのやり取りもできていないのである。
妊活がなかなか実を結ばないことが最大の要因だ。
先週、思わしくない結果が出たとのメールを受け取った。
こういう時、一緒に住んでいればすぐに面と向かってコミュニケーションが取れるのだが、こうして遠く離れていると連絡はメールになってしまうのだ。
ぐでちゃんは結果に相当ショックを受けたらしく、それに対する返信メールでの励ましのメールも素直には受け取ってもらえなかった・・・。
こうなると、どんな言葉をかければいいのか分からなくなってしまう。
こういうときは以前もあった。
そのときぐでちゃんは「こういうときは放っておいてほしい」と言っていた。
つまり、余計な口出しはせず、独りにしておいて欲しいということだ。
その後、疲労も結果のショックもあるため予定していたSkypeは中止にしてほしいというメールが来た。
ここは、無理にコミュニケーションを取ろうとしない方が良いだろうと考え、メールもSkypeもしないことにした。
お陰で、毎週のように2人で楽しみに観続けていた「半沢直樹」最終回のこともまだ話せていない。
最終回に登場したとあるシーンを、以前2人で食事しに行ったお店でロケしていたことが判ったのだが、そのこともまだ話せていない。
「録画したがまだ観ていない」みたいな状態だと困るので、下手に話題を振るわけにもいかないのだ。
とにかく今は、ぐでちゃんを信じて待つしかない。
また再び話せる時が来てほしいと、鉛色の広島の空に願う今朝の私であった
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