けさは雲がちだがちだが、それなりに薄日が差すなどまずまずの天候となっている。
我が家のベランダで育てている大根葉も、水と植物用の栄養剤だけのいわゆる「水耕栽培」にもかかわらず、ずっと元気だ。
もっとも、この大根葉を将来どのようにするか?については特に決めていない。
当初は「責任をもって育てているのだから、最後は美味しくいただこう♪」と考えていた。
ところが配偶者のぐでちゃんにそのことを伝えたところ、栄養剤を使っているんだったら食べると体に良くないのではないか?という疑問を呈された。
養分を吸収して育っているだけなのだから問題ないだろう、と今でも思ってはいるのだが、この栄養剤に何が入っているかわからない。
食べておなかを壊したりして健康を害するようなことは避けたいので、観賞用ということで当面育てていこうかな?と考えている。
いつまで元気に育ってくれるかは分からないが、単身赴任中の私のパートナーとしてしばし一緒に暮らしたいものだ!
思えば私は広島に来て以来、植物を育てることをやって来なかった。
かつては大学時代にアロエを育てたりしていた。
アロエはとにかく手がかからないし、水やりもほとんどいらない。
やけどになった時に葉肉から出る粘液をつけると効く、という話も聞いていた。
あまりしなかったが食用にもなるなど、けっこう便利だったのだ。
だが大学卒業とともに、アロエはたしか実家に戻した気がする。
社会人になるとともに埼玉に移り住んだのだが、家にあった記憶がないから間違いない。
その後植物なしでも特に何の感慨も抱かなかったことから、さほど愛情をもって育てていなかったのだろう。
その後、藤沢での両親との同居を経ていま広島で一人暮らしをしているというわけだ。
植物と縁のなかった私が、まさか再び植物と一緒に暮らすことになるとは思ってもみなかった。
だが大学時代と違って、不思議と愛情がわいてくるから不思議だ。
植物好きな相手と結婚したせいなのか、はたまた捨てられる運命にあった境遇に共感するところがあるせいなのか、良くは分からない。
いずれにせよ、時折さす日差しを浴びて、元気に成長してほしいなと願う今日の私であった
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