日常のありがたみ！？

今朝も広島は、休日にふさわしい良い天気となっている。
昨日もそうだったが、どこかへ出かけたい空だ。

だが今は、自分のためにも、そして周りの人のためにも遊びに行くことは控えなければならない時である。
第一どこかへ行きたくても、臨時休館だったり運休だったりするので叶わない。

そんなわけで昨日は、買い物に出たとき以外は家にいて、台所の掃除をした。
昨日の日記で宣言した通り、流しをきれいにしたのである。

おかげさまで、気持ち的にもなんだかスッキリした感じだ♪
ついでに換気扇というか、レンジフードのフィルターも新しいものに取り換えた。

まだ流し台の下にある食材入れには手を付けていないが、外見だけでもちょっとだけ良い感じになってくれた。
この調子で、さらにこの家のものを整理して、綺麗にしていきたいものだ。

さらに昨日は、買い物にも出かけた。
近所のお店だけで済ませたかったのだが、そこでは手に入らないものも含めて欲しかったので、広島から3駅離れたところにある、海田市という駅近くのスーパーまで行ってきた。

客数は、土曜日の午後にしてはちょっと少なめだったかもしれないが、物もきちんと売られており、スーパーとしてちゃんと機能していた。
そして、新型コロナウィルスのことなど忘れてしまうような日常がそこにあったのである。

そこで必要なものを3000円分ぐらい買って帰ったわけだが、それだけでも今は、なんだか非日常感を感じたのだった。
外出自粛が呼びかけられるようになってから買い物はすべからく近所で済ませており、多少手に入らないものがあっても我慢してきた。

「欲しいものを求めて電車で遠くに行って買う」ということが、当たり前ではなくなっていたのだ。
改めて「日常」というものが当たり前のものではないのだな、と感じた次第である。

もともと2008年にこの日記を書き始めたとき、テーマは「日常の中で起きる様々な変化（の面白さ）」と定めた。
今もそんなテーマをなんとなく意識しながら書いているのだが、今はその「日常」が日常でなくなってきている。

だからこそ、従来の日常がかえって特別なものに見えたのかもしれない。
コロナ禍が去ったあかつきには、ぜひともそんな「日常が当たり前に続くことのありがたみ」を感じ直したいなと思った昨日の私であった