今朝は曇り空なので、ひょっとするとこのあと雨が降るかもしれない。
せめて会社との往復で歩いているだけでも、降らずに済んでほしいものだ。
さて、先週の日曜日は沖縄へ行ってきたわけだが、午後からは雨に見舞われた。
マラソンを走り終えて脚はボロボロだったが、それでもせっかくの機会だ。
マラソン会場と那覇市内とを結ぶシャトルバスで沖縄都市モノレールの駅に着くと、その足で首里に向かったのだった。
目的は?というと、やはり首里城である。
周知のとおり昨年の暮れに本殿が焼け落ちてしまったのだが、その状況を確認しに行ったのである。
モノレールの車窓からも、その様子が垣間見えた。
こうして全体を見ると、思った以上に建物が残っている。
だが、本殿が無い状況はやはり例年と違う。
首里駅を降りて、雨の中首里城公園へと向かった。
過去に訪れたことがあるので、慣れた道である。
やがて石垣や城門が見えてきた。
こうして近くで見上げると、いつもと変わらない感じもする。
そのまま階段を上り、城内へと入っていった。
入場自体は無料で気軽に入れるせいか、雨にもかかわらずたくさんの来場者がいた。
そして本殿のあった高さまで上り詰めると、やはりそこには焼けた跡が確認できた。
本殿はかつて沖縄戦でも焼け落ちてしまったわけだが、それに次ぐ災難というわけだ。
しかしそれでも、一部では修復工事が進められていた。
完全に再建される目途は立っていないだろうが、ここは私も何らかの形で協力したいものだ。
そう考えて、いくばくかの寄付をさせてもらった。
焼失地域は、思ったよりは小範囲だった。
もちろん、メインの建物が失われてしまったので損害額は甚大だが、たとえば守礼門などは離れていることもあり健在。
普通に観光で訪れる価値も十分にあるなと感じた。
そんなわけで、那覇でミニトリップをさせてもらった。
毎年マラソンを走るためにこの地を訪れるたびに、再建の様子をチェックできたらいいなと思った日曜日の私であった
ログインしてコメントを確認・投稿する