会津若松での蒔絵体験を終えた私たちは、ふたたびトランスイート四季島の車中の人となった。
時刻は11時20分過ぎ。
ここから先は、終点の上野駅に到着するまで下車することはない。
いよいよ、2日間にわたる旅の終わりが近づきつつあるのだ。
とはいえ、まだ到着まで5時間以上ある。
寝ている間を除けば、これほどまとまった車内での滞在時間はない。
今のうちに、思い残すことがないよう、すべて味わいつくそうと思ったのだった。
というわけで、撮り忘れていたスイートのシャワールームも、内外から撮影したりする。
こういう画像も、あとで私にとって貴重なものとなることだろう。
それから、車内に持ち込んだ国鉄時代の柄の浴衣も改めて着て、配偶者のぐでちゃんに写真を撮ってもらった。
そして、車内で2人してゆったりくつろぐ。
何とも幸せなひとときである♪
部屋で落ち着いたところで、お次はもう一度展望車に行ってみる。
するとラッキーなことに、またしても貸切状態だった(^^)v
そのため、記念写真をしっかり撮らせてもらうことが出来た。
景色は、磐越西線の会津若松−郡山間。
これで昼も夜も展望車を楽しんだことになるので、もうここには思い残すことはない。
そう考えた私たちは、ふたたび5号車の「ラウンジこもれび」へ。
驚いたことに、ここもまた誰も乗客がいなかった。
みんな、どうやら部屋の中で過ごしているらしい。
というわけで、細部も含めてカメラに収める。
ちょうど同行カメラマンがいたので、改めて記念写真を撮ってもらった。
なお、これらのカメラマンが撮った画像は、後日アルバムにして届けてくれるらしい。
それもまた、大いに楽しみである♪
ここでまた飲み物を注文し、しばらくカメラマンの方と3人で談笑してくつろぐ。
やがて四季島は、郡山駅で停車した。
すると、四季島友の会のYさんが姿を現した。
前日山梨の塩山にいたのに、わざわざここにも追いかけて来て下さったのである!
というわけで、こちらも窓越しに写真を取って頂いた。
とにかく、メモリーを残そうと必死だったことがうかがえるだろう。
このラウンジには、まだ1冊目という四季島の旅ノートがあった。
革張りの、なかなか立派な装丁である。
中を見ると、過去の乗客が綴った、四季島の旅への思いがぎっしりと書き込まれていた。
そこで私もまた、1ページにしっかり書き込ませてもらった。
内容はあえて伏せさせてもらうが、最後に即興で一首書かせてもらった。
「一生に 一度の思い出 旅ごとに 創り続けて 走れ四季島」
さて、そんな風に思い出を作り続けた私たちに、お昼の時間がやって来た。
宇都宮のオトワレストランというお店がプロデュースしたランチである。
もちろんこれは、6号車の「ダイニングしきしま」で頂くのである。
というわけで、これから食べ進めていくわけだが、この辺で本日は紙幅が尽きた。
この続きは、また明日レポートしたいと考えている今日の私であった
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