さて、夏休み期間中にお休みしていたトランスイート四季島の旅を再開させたいと思う。
山梨観光を終えて16時30分ごろに塩山駅へと戻り、ふたたび列車が出発した。
再びスイートの部屋に戻り、2人でゆっくり寛ぎたいところだったのだが・・・そうもいかない事情があった。
夕食の時間が、17時からとなっていたのである。
ダイニングカーでは、前半と後半、2回に分けてツアー客が食事をとるのだ。
景色の見える、前半をリクエストしていたわけである。
すでに昼食を実質2回も食べていたのだが、果たして食べられるのか?
お腹の空き具合からして、やや不安になった。
ともあれ、6号車のダイニングカーへ。
テーブルの上では、これから岩崎均シェフによるディナーの準備が万端に整っていた。
このようなダイニングカーの雰囲気を味わいながらの食事も、楽しみにしていたことのひとつだ♪
さっそく、前菜が運ばれてきた。
メイプルサーモンの上に、ワサビ菜が植えられている。
この可愛らしさには、配偶者のぐでちゃんも大喜びだった(*'▽')
続いて運ばれてきたのがこちら!
「ていざなすと鮑のサラダ仕立て」である。
「ていざなす」という大きなナスを使っているそうで、わざわざそのナスもテーブルまで見せに来て頂いた。
このような高級料理の数々を、車窓を見ながら頂けるのだから素晴らしい(^^)/
この高揚感が伝わるだろうか?
続いては、スープである。
「南蛮海老のビスク カプチーノ風」といって、濃厚なスープの上に泡立てたミルクが乗っている。
濃厚なスープをちょうどいい感じで中和してくれるのだ♪
素晴らしい味を、車内で頂けるのだから感動である!
列車はちょうど、上諏訪駅に差し掛かったところだ。
そしていよいよメインディッシュなのだが、ここで記念に2人の写真を取って頂いた。
その上で運ばれてきたのが「信州アルプス牛のロースト 醤油豆のクルート」である。
信州で信州牛を頂けるなんて、それだけでも幸せなことだ。
ソースとともに、柔らかく口の中でほどけていく肉のうまみを存分に味わい、2人ともしっかり平らげたのだった。
ここで、岩崎シェフが自らテーブルに訪れて下さった。
単にプロデュースするだけでなく、実際に添乗して調理していたのだ!
というわけで、記念にパチリ。
感激したことは言うまでもない。
そして、フランス料理のフルコースはデザートに入る。
これまた見た目にも舌でも楽しませてくれる♪車内調理にこだわっているそうで、揺れる狭いダイニングカーの厨房でこれだけのものを生み出すのだから、それだけでも尊敬である!
最後は、コーヒーを頂いて締める。
ちょうど松本駅に停車した時だ。
ちょうどすぐ隣の線に特急列車が停車して、発車を待っていた。
その乗客にしてみれば、目の前に四季島と、食事中の私たちが現れたことで、たいそう驚いていた(;^ω^)
さて、そんなこんなで大満足のディナーが終わった。
廊下を進んで6号車から、私たちの部屋がある3号車へ移動し、302号室の扉をガラガラと開ける。
するとそこには、思いもかけないものが待ち構えていたのである!
一体、何が待ち受けていたというのか?
詳しくは、明日の日記でレポートしたいと考えている私であった
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