8月4日(土)9時15分、私たちを乗せたトランスイート四季島は、グランドスタッフや見送りの方に手を振られつつ上野駅を滑りだした。
これから2日間にわたる、豪華な旅の幕開けである♪
ちょっとだけ、室内を紹介しよう。
私たちが2日間過ごすスイートと呼ばれる部屋は、こんな感じである。
内装がことごとく凝っているが、東日本の工芸品などの技術を用いたものだそうだ。
そして、部屋の中にお手洗いと洗面所、それにシャワールームまでついている。
これが列車のなかだというのだから恐れ入る。
こんなシチュエーションに身を置くタキシード姿の私。
この衣装とこの内装であれば、どんな人でもなんとなく映えるというものだ(^^;)
ほどなくすると、トレインクルーの方がおすすめのロゼワインを持ってきた。
いつもの大宮駅なのだが、こうしてスイートの部屋越しに見ると特別な眺めに見えるから不思議だ。
ここから進行方向を変えて、山梨方面へと進んでいく。
その後、2人は四季島内でロケーション撮影を行ったのだった。
撮ってくださるのは、今回の旅の専属カメラマンであるKさんである。
まずはスイートの部屋の中で1枚。
どうやらかつて結婚式場での仕事もしていたそうで、一つ一つの写真が映える。
続いて6号車のダイニングカーへ。
さらに、1号車の展望室へ。
白い内装が、私たちを引き立ててくれる。
四季島が、結婚式場以上に結婚式場っぽいことにも驚かされる。
最後に、5号車のラウンジカーへ。
ちょうどピアノ演奏をしている時間だったのだが、私たちが来たときにはアドリブで結婚行進曲を弾いてくれたのだった。
また、ここにはたくさんの人が集まっていたわけだが、お陰でツアー参加者の方からたくさんの拍手を浴びてしまったのだった(^^;)
また、ラウンジで頂く飲食は無料。
というわけで、さっそく飲み物を頂いてしまった。
さて、一通りの撮影を終えて、部屋へと戻る。
塩山駅に着くまでには普通の格好に戻らなければならない約束なので、二人してドレスとタキシードから着替える。
ふと外をみるといい天気で、絶好の旅日和であることが分かる。
晴れ男は、ハレの日にもちゃんと晴天をもたらすのだ!
というわけで11時50分、定刻通りに塩山に到着。
みんなして5号車のラウンジに集合し、ここから外へ出る。
すると、地元のゆるキャラ(R)が出迎えてくれたのだった。
そして、地元の太鼓の響きも披露して頂いた。
上野駅で見送ってくださった方も、先回りして塩山で出迎えてくれた。
なんだか妙な気分だったが、かえって嬉しかったことは言うまでもない。
さて、ここから四季島の乗客専用のバスに乗って観光へと繰り出す。
果たしてこれから、どんなことが待っているのか?
ワクワクした気分にいっそう拍車がかかったこの時の私たちであった
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