別れの季節。
春に向けて、身辺にも幾つかの別れがありましたが、「本棚」と2つお別れ。
日曜日に千代のブックオフのパピヨンプラザ店と、先ずお別れ。
パピヨンプラザ自体がショッピングモールになるそうで、マックスバリュやホームセンターが先に無くなり、24日にブックオフがついに閉店。
「高校の頃から通っていたよなぁ」と思っていたので、最終日に店員さんに「どれくらいやっていたんですか?」と聞いてみたら「20何年ですかね」と、「お疲れ様でした」と言わずにはいられなかった。
今住んでいるのは、昔祖母が住んでいた部屋で、週末の度に遊びに行き、ブックオフにも寄っていたので、その頃の思い出が一緒にパッケージされたように感じていました。
他店に回されたであろう、商品が殆ど無い店内は寂しかったですよ。
そして、今日。
もう間も無く、TSUTAYAの天神駅前福ビル店が閉店。
厳密には、天神の再開発の中に福岡ビルも含まれていて、春に天神北のショッパーズにリニューアルオープンするとか。
8年前、大阪から福岡に来た時にオープン直前。
福ビルの下で、会員募集のテーブルが出ていたので会員登録をした記憶が。
福ビルのTSUTAYAさんは、古書・中古ソフト、新品本やDVD、CDも扱っていて独特な棚を持っていて。
文筆業の方には申し訳ないけど、読書(というより、私の場合は本格ミステリ)という趣味を継続していくには、どうしても新書だけでなく、図書館や古書店の力を借りないといけない、また一冊の本と「出会う」場所という意味では、書店は古書店や図書館も平等。
多分、古書店や図書館には、書店には無い幅広さを持つ棚があると思う。
そういう意味で、両翼をもがれた気分だし、特にTSUTAYAさんの方は、天神の真ん中にある分、待ち合わせ場所にもよく使ったし、8年間で多くの思い出がある。
大切な本棚が2つ無くなった気分……
TSUTAYAさんの方は春のリニューアルオープンを心待ちにしたいと思います。
長い間、ありがとうございました。
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