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2018年08月21日21:43

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特撮のDNA 明石展・2/明石市立文化博物館 2018.7.15

ブログ版:https://ameblo.jp/ppw1127/entry-12399456532.html(写真多めです)



今回の特撮のDNA展。

1階は初代メカゴジラ、轟天号、ゾーンファイター、超星神シリーズのマスク、メーサー車やKIDSのプロップやスーツが展示されていて、昭和から平成初期、ゴジラ以外の造形物が主な印象でした。

2階は、若狭さんの作品が主となる平成ゴジラ、平成モスラ、ミレニアムゴジラシリーズの展示の数々。
壁に沿って展示されていた佐賀展に較べて、展示物の数は少ない物の、個別に展示ケースがあったり、モスラなどがある吊るしてある怪獣は、佐賀より天井が低いので近くで見えたりと「裏側」を見る事が出来ます。

福島展、佐賀展から続いての最後のジオラマコーナーも、今回はエターナルモスラが吊るしてあって、佐賀展よりも近い距離から見れて、その華麗さに目を奪われました。

中でも、1階の川北監督コーナーにあるガンヘッドと変形用のMOGERA、60年前の技法で村瀬継蔵さんにより再現された、バランのプロップに副題となっている「平成に受け継がれた特撮“匠の夢”」を感じました。

天井に吊るされてる、おそらくビニール製のバランの膜の部分が照明で透けていて、60年前の着ぐるみ、スーツの素材への追求や試行錯誤の様子を伝えてくれたようでした。

川北監督は特撮資料の収集家としても有名ですが、ご自身が特撮の道を志すきっかけとなった、「地球防衛軍」の脚本を入手され、ご自身で表紙にイメージ絵を描かれていて、今回それも展示されていました。
久し振りに直に見て、若き日の川北監督の情熱、私達と同じように特撮映画に熱くなられていたのだろうと思うと、平成ゴジラに夢中になった私のルーツ、「特撮のDNA」の原点を確認出来たように思いました。

その横のモニターでは、川北紘一特技監督のVTR上映があります。


「特別後援」に大阪芸術大学 映像学科も加わっているので、1階会場横には大阪芸大コーナーが。
展示パネルには特撮熊本城等でお世話になった、三池敏夫客員教授のコメントも(笑)

DNA展以前に、私の出身学科・芸術計画学科が川北紘一展をやろうとして、まとめられなかったと聞いていたので別の形で、しかも関西で母校が関わる川北紘一監督の特集を観れて、感慨深いものが……


5時前のこだまを予約していたので、後半はかなりバタバタになり、時間の許す限り1階会場と2階会場を撮影して回りました。

佐賀でお会いした実行委員会の方々や、関東からの遠征組や、関西の特撮ファンの知人とお話し出来た楽しいひと時でした。

もう少し遅い新幹線を予約するべきでしたが、来て本当に良かったです。

9月2日まで開催中です!

もう一度行きたい……
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