mixiユーザー(id:20649087)
2020年09月12日19:11
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河内見聞記�� 52 秋近し
武蔵の里から持ち帰った苦瓜の苗、花は咲けど実らずで、この度やっと実をつけた。
先日の台風のお陰だろうか、気圧配置が変わり夏の高気圧に変化が生じ、列島には前線ができ曇りがちになると、4，5日前気象予報士が語っていたが、曇天の週末。気温は幾分下がって来て、しのぎ易くなった。
できるだけその週に起こったことに触れ、後日振り返ることがあったら、時々の様子が思い浮かべばと思いながら、今もこうしてキーボードをたたいている。
木曜日、久しぶりに私の町を走る京阪電車に乗った。寝屋川市から守口市にあるM病院へ定期健診に行ったのである。昨年は2月に受けたので、今年も同月にと思っていたが、中国の大学の冬季コースに申し込む条件に健診結果添付のこととあり、昨12月に特定健診で簡易型の検査をしていた。それで今回は標準のドック健診を受診したというわけだ。電車に乗るのは2月に同じ病院へ眼科検査に行って以来、実に7か月ぶり。なによりコロナのこともあって避けてきたのだが、先週も書いたように、少しずつ必要なら電車に乗ることも含め、社会生活は元に戻そうとの思いになってきている。
8時台だったので、通勤客で混んでいた。駅に着いたところから私もマスクをかけたが、予想通りほぼ全員マスクがけ、でも探すとかけていない人がゼロではない。どうやら男の人にその手の人は多いようだ。数日前ピーチ航空だったかでCAからのマスク要請に従わず緊急着陸したときの人も男だった。
それと月末にかけて東北へ旅行することにした。私の予想では、コロナはきっと秋から冬にかけもう一度感染のピークが来そうである。多くの専門家が言うようにほぼ間違いないのではないか、欧州ではフランスなどその様子を呈しているし・・・。であれば多少落ち着いている今は旅する好機との想いからで、東北に残る未踏県のうちの福島、山形への旅の予約を先日入れたのである。
その準備に着手し、先ず図書館で旅行案内を借りて来た。さらに最近ハマっている司馬遼太郎の街道を行くシリーズから「白河・会津のみち」と「羽州街道」を読み始めた。白河の関、会津・鶴ヶ城、松平容保、米沢・上杉一族、大内の宿、喜多方ラーメン、最上川、上山・斎藤茂吉記念館、芭蕉・立石寺・・・なんと興味深い文字面だろう。
この数か月、私は過去に遡りながら、世界のいろんな場所に行く夢を見て来た。今その逆の時を下り、未来の旅を夢見て至福の時を愉しんでいると言えよう。旅の準備もまた旅の素晴らしい一面に違いない。 （おわり）
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