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2020年05月16日00:06

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河内見聞記 23 ブラジルから大西洋越えてポルトガルへ(1)

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コロナ禍は4か月ぶりに小休止か、緊急事態宣言は部分的に解除なるも、我が大阪はそうはならず、自粛の生活が続く。

昨年末に東シナ海を越える予定が自宅待機に。法を犯したわけでもなく、自由を奪われるも訴える先もない、不条理としか言いようがない。命に限りがないなら許せもするが、この蟄居の身、いつまで我慢すればよいのか。。。愚痴は止めよう、愉しみを探す初心に帰るべし。

ブラジルも少々飽きて来た。アマゾンの世界一広い河口、開拓者が大陸のど真ん中に金鉱を探し出した中世の幻のような町、大陸規模の水瓶の地に繰り広げられる大自然のパノラマ、ドイツ移民が脈々と文化を繋ぐビール祭りの町。でも、アジアの小人を惹きつける場所はもっとある。移民ついでにイタリア移民が時代を越えて守る葡萄畑のあるCaxias do sulとか、アフリカ系民衆の弾けるような息遣いに満ちたSalvadorとか、世界三大瀑布のイグアス等々。リオもブラジリアもそれなりに魅力に満ちた都市である。

ブラジルに第一歩を印して何を思ったか振り返る。サンパウロに着いて先ず思ったのは、ここは自分がかって足を踏んだどの地に近いのか、だった。耳から入る情報では、言葉が違う、多民族の社会で、治安が頗る悪い、でも私たちの民族の末裔も住み着いている予想のできない地球の反対の国、日本から一番遠い国。。。

ほどなくそもそもあの国を造ったポルトガルという国、一体何なんだという思いに行き着いたことがあった。私にあったポルトガルの印象、中世の日本に初めてやって来たヨーロッパの先駆け。鉄砲とキリスト教をもたらした国。その後、日本史からはスポッと遠ざかってしまった。アジアで現在、ポルトガルを想起させてくれるのは唯一「マカオ」(澳門)だろう。偶々私は珠海に一年暮らしたことで、澳門とは相当近い関係だったと言える。しかし、それは時代を相当下った2016年のことである。

現在のサンパウロは、巷間言われるように、イタリア系の都市だと私も思う。ポルトガルの血が一番濃いのはかつての首都、リオの方だ。人づてに学ぶというより、本に頼るのが自然であろうと歴史書に目を通してみたわけである。

そんな私に、ポルトガルへ旅する機会が来るのである。 (つづく)





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コメント

  • mixiユーザー

    mixiユーザー2020年05月17日 16:38
    いよいよ大西洋を越えてポルトガルですか。行ったことがありませんが、私にとってポルトガルとは、高校時代にサッカーマガジンで読んだベンフィカ・リスボンのエウゼビオ(当時はオイセビオと表記されていた)、”サッカ”違いだが放浪作家・檀一雄が描いた漁師町ナザレ、が思い浮かびます。興味津々です。
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2020年05月17日 17:10
    > mixiユーザー 檀一雄、ご存知ですか、彼はポルトガルに一時期住んでいるのです。(2)に書いた司馬遼さんの「南蛮の道供廚暴个討ます。人々が愛すべき人たちで、人懐こい作家が愛し、長く住んだと書いています。エウゼビオは黒豹だとか評されてましたね。私もその頃サッカーしてましたので、記憶にあります。

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