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2021年10月13日12:31

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『最後の決闘裁判』

『最後の決闘裁判』
10月15日(金)公開
事実に基づく物語。
世紀のスキャンダルを描いた骨太の歴史ドラマ。
原作はエリック・ジェイガーのノンフィクション
『決闘裁判 世界を変えた法廷スキャンダル』
主演はジョディ・カマー、マット・デイモン、アダム・ドライバー、
ベン・アフレックほか
監督は『グラディエーター』など、数多くの名作を世に送り出している
巨匠リドリー・スコット
1386年、中世フランス。百年戦争さなかに
フランス史上最後の「決闘裁判」が執り行われた。
ノルマンディーの騎士ジャン・ド・カルージュと
従騎士ジャック・ル・グリは古い友人で共に戦った戦友でもあった。
それぞれが出世し、やがて同じ領土やポストを奪い合う
ライバルとなってゆく。
ある日、カルージュが戦地からもどると妻のマルグリットが、
留守宅に急に押し入って来たル・グリに突然乱暴されたと訴えた。
カルージュと妻はル・グリを重罪犯として処刑することを望むが、
目撃者も無く、彼は無実を主張する。
真実の行方は、神による絶対的な裁き
夫と被告による生死を賭けた「決闘裁判」に委ねられる。
勝者は正義と栄光を手に入れ、敗者はたとえ決闘で死なずとも罪人として処刑される。
そして、もしもカルージュが負ければ、妻のマルグリットも「偽証の罪」として
火あぶりの刑となるのだ。 カルージュとル・グリは
王シャルル6世の前でどちらかが倒れるまで闘うことになる。
歴史的交渉に基づいたしっかりとした作品で
説得力のある画作りになっている。
事件に至るまでの互いの歴史を丁寧に描き、事件が起こってからは
同じ場面をカルージュ、ル・グリ、そして妻マルグリットそれぞれの
視点で再現シーン見せるというテクニックを使っている。
どれが真実なのか?何処に肩入れするかで見え方が変わる表現が面白い。
合戦のシーンももちろんだがラストの決闘のシーンも命がけの必死さを感じる。
一人の女性を守るため、命と末代までの家訓をかけて戦う男。
観ていてつい力が入る作品だった。

『最後の決闘裁判』公式ページ
https://www.20thcenturystudios.jp/movie/kettosaiban.html

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