『映画 賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット』
4月29日(木・祝)より公開
月刊「ガンガンJOKER」連載の河本ほむら 尚村透による
人気コミックのテレビドラマの劇場版第二弾。
ギャンブルの強さで生徒の階級が決まるという私立百花王学園。
「生徒代表指名選挙」を終え、学園は日常を取り戻したかの様に見えた。
しかし生徒会の威厳は圧倒的な存在感と勝負運の蛇喰(じゃばみ)夢子に喰われ
危機に瀕していた。学園内では生徒会への上納金を支払えない者は
“家畜”のレッテルが張られ強制労働に送られる、その人数は増加していた。
単独バトルで生徒会のメンバー潰しが始まったころ、信じられないことが起こる。
2年前にある事件を起こし、学園を追われたはずの
視鬼神(しきがみ)真玄が舞い戻って来たのだ。
彼は共感覚という特殊能力を持つ最凶のギャンブラーだった。
視鬼神は生徒会、夢子を巻き込んで大ギャンブルを仕掛ける。
「負けたものには死を」戦いの行方は一体どうなるのか?
浜辺美波、高杉真宙、松田るか、岡本夏美、柳美稀、松村沙友理
などおなじみのメンバーに最悪のギャンブラー視鬼神を
「ジャニーズWEST」の藤井流星が演じている。
監督は前作から引き続き英勉。
下品に見えやすい賭け事の世界を、お金持ちテーィンエイジャーの
バトルものとしてハイソで綺麗に見せるビジュアルが上手い。
各キャラクターの表現が際立っていて面白い。
ドボンする時に黒めが小さくなり飛び出すマンガチックな表現は
前作と同じだが、筋運びがうまく、「ジョーカー」を
意識したかのような視鬼神の狂気の言動は迫力があって楽しめた。
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