映画『BOLT』
2月13日(土)よりシネ・ヌーヴォ、
2月26日(金)より出町座、順次元町映画館で公開
『弥勒MIROKU』「私立探偵 濱マイク」シリーズの
林海象監督が7年ぶりに完成させた人間ドラマ。
2015〜17年に製作した「BOLT」「LIFE」「GOOD YEAR」
3つのエピソードで構成されている。
主演は盟友・永瀬正敏。
あの日、日本のある場所で大地震が発生した。
原子力発電所の圧力制御タンクのボルトが緩み、
配管から高放射能に汚染された冷却水が漏れ始めた。
この危機を救うべく男は仲間たちと共に
命懸けでボルトを締めに向かう。
原子力発電所内に響く指令の声は佐藤浩市が担当。
建屋内に入ってからの緊迫感がすごいが、
現代美術家ヤノベケンジが、香川県の高松市美術館に
実際に作り上げた巨大セットを使用し撮影された。
防護服は『アウトランド』を思い起こさせる。
作業に向かう男たちの決意や中でのセリフも心に刺さる。
男はその後、避難指定区域となった被災地で遺品回収の仕事をする。
そして最後には……。
第22回上海国際映画祭パノラマ部門にて正式招待作品、
京都国際映画祭2019に特別招待作品
これは私見だが、テーマも出演者も似ているので
『Fukushima 50』(2020年)と合わせてご覧になると
色々と勉強になると思う。
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