映画『ジェクシー! スマホを変えただけなのに』

映画『ジェクシー! スマホを変えただけなのに』
8月14日より全国公開
スマホが持ち主の言うことを聴かずに勝手に大暴走!？
『ハングオーバー!消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』の
脚本家ジョン・ルーカスとスコット・ムーアが監督したコメディ。
小さい頃から親にスマホを与えられたフィルはスマホ依存症の青年。
ずっと恋人も友だちもいない。ある日、フィルは機種変更で
新しいスマホを購入。それには“ジェクシー”という女性の声の
対話型AIが搭載されていた。ジェクシーはコーチング機能を持つ
優秀な「生活向上プログラム」で、フィルの言うことは聞かずに
逆にフィルの生活を強制し始めた。最初フィルは振り回されるが、
やがてジェクシーのアドバイスのおかげで恋人ができ、
生活は劇的に変化していく。しかし、ジェフに恋人ができた
途端にジェクシーは嫉妬に狂い、上司へ暴言メールを送信、
銀行口座から預金の流出、秘密の写真を一斉送信など豹変し
暴走ストーキング行為に走り出す。果たしてフィルの運命は……。
主演は人気コメディアンのアダム・ディバイン。
ジェクシーの声は『ピーターラビット』のローズ・バーンが担当した。
『デイズ・オブ・サンダー』が共通のキーワードに
なっているところがターゲットの時代を出している。
メールの絵文字は日本の発明だが、映画の中でも
"えもじぃ"と発音してアメリカでも浸透しているのが驚いた。
今どきのスマホ事情をうまく取り入れた秀作コメディ。
コミュニケーションが下手な今の若者を笑いに変えつつ
ちょっといい話に仕上げる脚本が憎い。