『HELLO WORLD』9月20日
『時をかける少女』『サマーウォーズ』の助監督の後、
興行収入25億円の大ヒットの『劇場版ソードアート・
オンライン -オーディナル・スケール-』を
世に送った伊藤智彦監督の近未来SFアニメーション作品。
脚本は小説家野��まど、キャラクターデザインは
『けいおん！』の堀口悠紀子が担当。
2027年、京都の学生直実の前に10年後の自分と名乗る男が現れる。
彼はナオミといい、彼女のいない直実に
「自分の言う通りにすれば彼女が出来る」といわれる。
すぐ起きる事件をすべて言い当てる男に、内気な直実は
「彼女がほしい」と告げる。図書委員になった直実は
ナオミの指導の通り行動し、真面目でいつも冷静で
ちょっととっつきにくい瑠璃と少しづつ仲良くなってくる。
瑠璃とやっと本格的に付き合うことになった矢先
ナオミは言う「瑠璃とは結ばれるが、瑠璃は事故で死ぬ」
事実を知った直実は狼狽するが、
ナオミがこの世界に現れた本当の理由というのは……、
中盤から一挙に世界観が変わる。映像もさることながら
理論展開の畳みかけが激しく、展開が速くなるので
ちょっと驚いてしまうが、
「未来テクノロジーの世界ならあるかな」
位で観ると一般でも楽しめる。
京都の観光地やJR京都駅の大階段などおなじみの場所も
出てくるので古都と近未来SFのギャップが面白い。
ログインしてコメントを確認・投稿する