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2019年08月05日16:49

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映画『99歳 母と暮らせば』

映画『99歳 母と暮らせば』
8月10日よりシアターセブン、京都シネマほか
71歳の息子が99歳の母を介護し見守るために
実家に戻り、支え続ける姿を約1年にわたり記録した
ドキュメンタリー。
監督は「華 いのち 中川幸夫」の谷光章。
実家で独り暮らしの99歳になる母が、
家の中や庭でよく転び、
たえず腰痛を訴えるようになってきた。
71歳の息子は介護のために
仕事の場を母の住む実家に据えて暮らし始める。
認知症での記憶障害に始まり、深夜に昼ご飯をたべる
昼夜逆転、知らない人が訪ねるという幻覚、
見えないものが見え、あるべきものがなくなり
盗られたと訴える。
足腰の衰え、下の失敗、誤嚥や老人性肺炎など、
様々な高齢者あるあると向き合いながら、それでも
怒らず母親の最終章を暖かく見守ろうとする息子。
映画の母親はハーモニカの名手で、手芸がピカイチで、
旦那を立てて一生懸命に生きてきた人だった。
私にも90歳の母親がおり、昨年は長期入院の
危機的状況から立ち直ったところなので、
他人事とは思えない。
自分は外で仕事をしているし、母親と意見の合わない
ところも多いので、この映画の息子のように優しく
親に接し続けることが出来るだろうか?と考えてしまう。
とにかく、今はやれる事を日々重ねて行くだけ。
「ゆく道だもの」
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