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2019年05月13日16:04

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「沈没家族」5月18日より第七藝術劇場ほか

「沈没家族」5月18日より第七藝術劇場ほか
加納士監督が自らの生い立ちをテーマに大学の卒業制作として
発表した映像は、PFFアワード2017審査員特別賞受賞を得たが、
それを劇場用に再編集したドキュメンタリー映画。
1995年、シングルマザーの加納穂子は東京の東中野で
一人子育てをすることに限界を感じ、ある試みを始めた。
「子育てしたい人募集」
集まった保育人たちは共同生活を送りながら
一緒に子どもたちの面倒を見ていた。
人はこの共同保育を“沈没家族”と呼んだ。
そこでみんなに育てられた加納土(つち)は、やがて大学生になり
特殊な環境で育った自分に気が付いた。“沈没家族”とは何だったのか。

“家族”とは何なのか。ビデオを片手に母親、育ててくれた人たち、
周りの人たち、そして離れて行った父親にまでカメラを向けて
その答えを探そうとする。監督自身が当時の体験を振り返りながら
やがては、観ている側にも疑問を投げかけてくる。
“家族”とは何なのか。
私小説を読むような作品だ。

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