『コレット』5月17日より公開

『コレット』5月17日より公開
ベル・エポックに沸く1890年代のパリで
同性も含んだ「性の解放」を叫び華麗な恋愛遍歴を繰り返した
天衣無縫の女性作家シドニー＝ガブリエル・コレットの生き様を描いた作品。
田舎町で生まれた本過ぎの少女はコレットは14歳年上の人気作家で編集者のウィリー
と結婚し、その庇護の元ゴーストライターとして夫に尽くしていたが、
ある日、彼女自身の自伝的小説『クロディーヌ』を書かせることを思いつく。
『クロディーヌ』は大ヒットしシリーズ化、舞台化やブランドにもなるが、
コレット自身は全く認められない。夫は金と権力でやりたい放題。
夫との関係が自分の才能を呪縛であったことに気付いた彼女は……
主演は「くるみ割り人形と秘密の王国」のキーラ・ナイトレ、
ドミニク・ウェスト、フィオナ・ショウ、デニース・ゴフなどが脇を固める。
監督・脚本は「アリスのままで」のウォッシュ・ ウェストモアランド。
男装の麗人との恋愛関係、パントマイムで行脚したり
舞台でのキスシーンなど、何かと世間を騒がせ続けた女流作家コレットは、
『シェリ』に始まり、生涯で50点もの小説を出版した。
代表作『ジジ』のブロードウェイ舞台化で、主役として
オードリー・ヘプバーンを抜擢したことでも有名である。