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2019年05月01日16:07

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「誰がために憲法はある」5/4〜第七藝術劇場

「誰がために憲法はある」5/4〜第七藝術劇場
井上ひさし、永六輔、立川談志も絶賛した
お笑い芸人・松元ヒロのピン芸「憲法くん」
日本国憲法の大切さを伝えるために
20年以上演じ続けている一人語りなのだが、
この「憲法くん」をベースに、日本国憲法とは何かを
改めて見つめなおすドキュメンタリー映画。
監督は「止められるか、俺たちを」の脚本を書いた井上淳一。
冒頭は、今年87歳になる女優・渡辺美佐子による「憲法くん」
の一人語り。日本国憲法自身を擬人化して、その意味と
今憲法が立たされている状況、その思いなどを一人称で語る。
継いで、渡辺がベテラン女優たちと続けてきた「原爆朗読劇」。
渡辺は幼少期に一人の男の子と出会い、
突然の別れが心に引っかかっていた。
その後、彼が疎開先の広島で原爆により亡くなった事を知り
大変ショックを受ける。それに突き動かされるように、
渡辺が中心となり、原爆をテーマにした朗読劇を
広島ほか全国で33年にわたって演じ続けてきた。
しかし、状況や体力の限界を感じ2019年に幕を閉じる。
何故これが生まれたのか、何を伝えようとしているのか。
稽古や本番、見た人たちとの対話などを通じて見せてゆく。
日本国憲法は戦後、早幕で作られたものだが、
「タイム・マシン」「宇宙戦争」の原作者でSF小説家の
H・G・ウエルズが原案作成に大きな影響を与えたとされる。
平和主義と戦力の不保持は彼は人権思想が反映されたらしい。
渡辺美佐子による日本国憲法前文の朗読は、
現代を生き続ける我々の心にも深く染み入る。

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