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2018年12月06日10:23

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『夜明け前 呉修三と無名の精神障害者の100年』12月8日公開

『夜明け前 呉修三と無名の精神障害者の100年』12月8日公開
日本での精神医療の歴史はほとんど知られていない。
少年マンガや昔見た映画の一端で座敷牢や非人道的な扱いなどが
描かれてなんとなくは知って居る程度だ。
この映画は日本における精神医療の礎を築いた東京帝国大学
医科大学教授精神科教授・呉秀三の足跡をたどるドキュメンタリー。
1918年(大正7年)、東京大学医学部精神科の呉教授は、
弟子たちを動員して全国の精神障害者の現状を調査。
出来上がった報告書「精神病者私宅監置ノ実況及ビ其統計的観察」に
書かけれていたのは信じられないものだった。
当時、多くの精神障害者は、
自宅療法として部屋や押し入れなどを改造して作った座敷牢に
幽閉されており到底人間としての扱いではなかった。
精神病に対する誤解や偏見、差別に起因するものだったが、
外国で精神医学の最先端を学んだ呉教授はこの状況を憂い、
治療と処遇の改善を訴え多方面に働きかけた。
自分が勤める大学病院でも、監禁や手かせ足枷を廃止して
共同作業療法を推進。ところがこれに横やりを入れたのは、
なんと国の方針だったのだ。
100年たった現代でも、精神障害患者の監禁致死事件などが起こっているが
問題の本質はどこにあるのか?
呉秀三の研究者や座敷牢問題の調査を進める
大学教授らのインタビューなども交え、近代日本が歩んだ精神科医療と
精神障害者の歴史をひも解いていく。
製作は精神障害者の医療や福祉改善に取り組む
「日本精神衛生会」と、障害者福祉を支える「きょうされん」
(旧:共同作業所全国連絡会)。
監督は「鳥の道を越えて」で2014年度文化庁映画賞文化記録映画優秀賞に輝いた今井友樹。
ナレーションは女優の竹下景子が担当。
人間の尊厳とはなにか。人としての生き方を考え直すことが出来る作品。
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