エクストリーム・シチュエーション・スリラー。
夫を交通事故で夫を失い、自らも耳に障害を追い補聴器を放せないサラ。
彼女は臨月でおなかの赤ちゃんが唯一の心の支えだった。
ある晩、見知らぬ女が自分を殺すために家に侵入してくる。
補聴器は壊れ、何も聴こえなくなる中トイレに立て籠ったサラだが、
女はドアを壊してでも入ろうとしてくる。そして陣痛が始まる…。
女の正体は? サラを襲う動機は? 赤ちゃんは無事に埋めるのだろうか?
「REC/シリーズ」のジャウマ・バラゲロが脚本を書き、
監督は「スペイン一家監禁事件」のミゲル・アンヘル・ビバスが担当。
「サイコ」や「コレクター」「裏窓」などへのオマージュが感じられ、
カバーがかけられたプールのシーンが出産を連想させ素晴らしい。
身重に難聴と主人公に背負わせたハンデもさることながら、
殺人鬼の女のパワーが尋常なく強烈だ。これだけ元気なら他に何でもやれるだろうに!!
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