「ハクソー・リッジ」6月24日公開

第二次世界大戦での実話の物語。
武器を持たない兵士としてアメリカ史上初の名誉勲章
を受けたデズモンド・ドスの半生を描いた骨太の人間ドラマ。
監督は「アポカリプト」以来10年ぶりに監督復活のメル・ギブソン。
ヴァージニア州の田舎で育ったデズモンド・ドスは純粋な青年。
アメリカの国家に尽くすため家族の反対を押切り兵隊に志願するが、
上官のハウエル軍曹に目をつけられパワハラの餌食に、
仲間からも強烈ないじめやリンチに会う。何故なら
彼は「生涯武器には触らない」という信念があったのだ。
彼の考えは命令拒否として刑務所い入れられ軍法会議にまで掛かったが
彼は不屈の精神で貫き、1945年5月遂に念願の衛生兵として最前線へ。
そこは150mの断崖がそびえ立つ激戦地、沖縄の離島
ハクソー・リッジだった。必死で応戦してくる日本兵の攻撃により
次々倒れていく兵士たち。そこには応急処置で必死に仲間を助け続ける
デズモンドの姿が。彼は丸腰だったのである。
彼は辛く当たった上司もリンチを加えた同じタイのメンバーも含め
たった一人で75人の命を救ったのだ。
途中からもう涙が止まらない。
彼の孤独な救命活動を観ながらこみ上げてくるものがあった。
感動大作